F1 2026年シーズン第11戦ハンガリーGP FP1・2 フェラーリ下馬評通り、アストン浮上か?

F1 2026シーズン

前半最終戦ハンガリーGPが開幕しました。

ここでの注目は何といってもアストンのBスペックシャシーの投入。

空力の観点では徹底的に見直しが図られたと見受けられましたが、肝心の冷却面はホンダPUに丸投げ気味。

果たしてアストンは速さと信頼性の両方を手に入れることはできたのだろうか?

マクラーレンのマカレナウイング、モナコ仕様のリアウイング復活

マクラーレンはハンガリーでマカレナウイングを持ち込んできています。

マクラーレンのマカレナウイングはフェラーリとレッドブルのコンセプトとは違った独自製法。

マクラーレンはインバ―テッドジオメトリという(上下反転)機構を採用しています。

フラップの断面形状をそのまま上下反転させる。

回転機構の複雑さによる重量増を抑えつつ可変時の気流剥離を防ぎます。

複雑なアクチュエーター構造で重量が増すのを嫌い、ウイングの反転断面形状と既存のアクチュエーターの組み合わせで同等の低ドラッグ・高ダウンフォース効果を得る設計を採用しています。

フェラーリはリアウイングの翼端板にアクチュエータ機構を設置することで、ドラッグを生み出さない製法。

つまりマクラーレンは元からあるアクチュエータの作動方法を変更してマカレナウイングを作動させる方針を採っています。

なお、今回はリアウイングに追加ウイングレットを付けているチームが多い。

いわゆるモナコ仕様のリアウイングはマクラーレンが開発で先行しています。

ハンガリーはモナコのように極力ダウンフォースを付けて走らせるコース。

なので多くのチームでモナコ仕様のリアウイングが見受けられます。

アストンBスペックの実力は?

気温22℃路面温度45℃でセッション開始。

アストンには今回なんと16ヶ所ものアップデートが入っています。

Bスペックの実力はいかに?

今回も多くのチームでルーキーテストを敢行。

ピアストリにはフォルナローリが。

アントネッリに代わってベスティが。

コラピントの代わりにポール・アーロン。

ハースはベアマンに代わり平川。

ボッタスの代走でコルトン・ハータが走ります。

ルクレールには追加ウイングレット付きのリアウイング、ハミルトンにはウイングレット無しのリアウイング。

セッション開始から両者のリアウイングにはフロービズがたっぷりと付けられている。

残り23分のところでストロールが3コーナー通過直後で左リアサスが突然破損。

これによりスピンが発生し、自走不可能に。

アストンには今回リアサスペンションにもアップデートが入っている。

スペアはあるのでしょうか?そもそもなぜ壊れたのでしょうか?

残り7分、今度はルクレールのマシンがスローダウン。

ピットインしたものの、自陣のピットに戻ることなくストップ。

ルクレールの突然のストップは怖いものの、トップタイムをマーク。

やはりフェラーリは低速コーナーで強さを発揮している。

ハミルトンはルクレールに対してセクター2だけで0.3秒も後れを取っている。

低速コースでは苦しむと予想していたレッドブルはフェルスタッペンが2番手タイム。

しかしルクレールに対して0.484の差。

ハジャーも4番手に入ってきている。

5番手にはメルセデスのラッセル、6番手にはアウディのボルトレート。

7番手にはアントネッリの代走ベスティ。

8番手ヒュルケンベルグ、9位リンドブラッド、10位ローソンと中団勢が速いです。

ここ最近アウディ、RBは何処に行ってもパフォーマンスを見せてくる点が面白いところです。

アロンソは13番手とアップデートの成果を早速感じさせてくれるセッションでした。

セクター1・2でトップチームにはまだほど遠いですが、中団勢とはやり合えるだけのパフォーマンスを手に入れられたのではないかと思います。

アストンはストロールのトラブルがあったものの、前回よりはかなり前進した模様。

全体的に走りを見ていて回り込むようなコーナーの際にはステアリングの修正がかなり入っている。

ハードブレーキングの多いコースだけあって、ブレーキロックを差せるドライバーが目立っています。

予選が重要視されているコースなので、ミスなく決められるかが勝負です。

フェラーリ1-2、FP1の好調維持。

気温24℃路面温度32℃でセッション開始。

FP1と比べて路面温度が10℃以上下がっている。

FP1で左サスを破損したストロール、セッション開始の時点でマシンをばらしている。

これではFP2を走ることが出来ません。

マクラーレンはFP1で使用したマカレナウイングを取り外し、通常のリアウイングでセッションに参加。

マシンにはフェラーリ同様フロービズが塗られていました。

アストンのアロンソのマシンにはほぼ全体にフロービズが塗られていました。

先ずはミディアムタイヤでの走行。

ハミルトンがセクター1と3が速く、トップタイムをマーク。

ルクレールはハミルトンに付ける2番手に入っているものの、ブレーキロックの多さが気になるところ。

開始23分、ソフトタイヤでのパフォーマンスランが早くも始まる。

ノリスがセクター1と2で全体ベストを記録しトップタイム。

フェルスタッペンはセクター1・2共にノリスに後れを取り2番手タイム。

開始28分コラピントがクラッシュしリアウイングを破損。

ハンガリーでのタイヤコンパウンドは最も柔らかいコンパウンド。

ソフトでの走行はグリップは高い分、低速コーナーからの立ち上がりによるリアタイヤに掛かる負荷が高い。

それによりタイヤが熱を持ってしまい、タイヤが機能しなかったのではと考える。

これによりレッドフラッグ、残り26分でセッション再開。

ソフトに履き替えたフェラーリ勢がやはり速い。

ハミルトンがトップタイム、0.148秒落ちでルクレールが2番手。

タイムを更新したフェラーリは残りの時間、ロングランに焦点を当てる。

ハミルトンはミディアムで、ルクレールはソフトタイヤで担当。

他のチームのドライバーがパフォーマンスランをする中、ラッセルは一足先にミディアムタイヤを履いてロングランに移ります。

ロングランでは各チームで使用するタイヤが分かれていました。

アントネッリが今週初走行ということもあり、13番手と苦戦気味。

ブレーキロックしオーバーシュートするなど終始乗れていませんでした。

アロンソは一時14番手を記録も最終コーナーでトラックリミットを取られタイム抹消。

結局19番手でセッションを終えることになりましたが、今までのアストンとは違う。

記録上には映らないが、これまで競り合ってきたキャデラックには大きな差を付けることが出来たのではないかと考えます。

しかしストロールは旧スペックへの交換が考えられそうです。

パーツが不足しているアストンにとってFP1でのトラブルが痛手となっていることでしょう。

F1 2026年シーズン第11戦ハンガリーGP、アップデート確認と展望。 – アルボンノート

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