メキシコではアントネッリが史上最年少チャンピオンになりました。
ドライバーズチャンピオンは決まりましたが、コンストラクターズタイトルの方はまだ決着が付いていません。
余程の事が無い限りメルセデスが取ることになるでしょうが、フェラーリにも僅かに可能性が残されています。
ここ数戦良い走りを見せているフェラーリとしては意地を見せたいところ。
トップチームの試験的アップデート
シーズンも終盤戦となり、アップデートを打ち切っているチームが大半ですが、トップチームでは来季に向けた試験的なアップデートを取り入れているチームがあります。

レッドブルはメキシコのFP1で試したサイドポッドをここブラジルにも持ち込んでいます。
こサイドポッドの構造の狙いは、高地対策の「排熱・冷却効率の改善」と「フロア上面およびリアエンドへの気流質の向上」を同時に狙った設計です。
先ず目的の一つ目としては、アンダーカットの流速向上と、フロアへの干渉抑制が挙げられる。
サイドポッド側面の外側フェンス後方からスプリットライン(ボディラインの絞り込み形状)にかけて再設計が施されたことで、ポッド下部のアンダーカットを通過する気流の剥離を防ぎ、よりエネルギーの高い気流をコークボトルへ流し込むことが可能に。
これにより、コークボトル部への流速が上がることで気流の引き込みが強くなり、フロアディフューザーからの排出効率が上がります。
ディフューザーの排出速度が上がれば、必然的にリアダウンフォースは強まります。
リアダウンフォースが強まれば当然リアの車高変化にも少なからず影響が出ます。
この持ち込まれたサイドポッドのもう一つの効果は、リア車高変化に対する空力の安定化です。
インテルラゴスは低速コーナーを中心としつつ、バンピーな路面と時折存在する中高速コーナー。
そして急激な登り勾配が特徴。
サイドポッド上面および側面のスプリットラインを変更し、気流の剥離ポイントをコントロールすることで、縁石乗り上げやピッチングが発生した際もリアタイヤ周辺の圧力変動を低減している。
まだ確認はできていませんが、マクラーレンは2027年仕様先取りフロントウイングを投入予定です。
マクラーレンは、早くも翌2027年シーズンを見据えたプロトタイプ的な性格を持つ新型フロントウイングを今大会に持ち込んでいるようです。シーズン終盤を迎えても開発の手を緩めず、空力性能のさらなる最適化と来季に向けた実走データの収集を狙っています。
レッドブル・フェラーリに勢いありか?

インテルラゴスも、メキシコのエルマノス・ロドリゲスほどではないですが、標高700mという高い位置にサーキットがあります。
反時計回りのこのコースは、高速コーナーは少なく低速コーナーが多いストップ&ゴーサーキット。
現在の各チームのマシンパフォーマンスにおいては、フェラーリが最も低速コーナーで優れている。
メルセデスは高速コーナーで最も優れたパフォーマンスがあるが、今回は低速中心のコース。
しかし立ち上がりからのトラクションは強力なため、低速区間を上手くクリアできればフェラーリに肉薄できる可能性がある。
レッドブルはフェルスタッペンの復調が目覚ましい。
レッドブルが例年苦手としていたシンガポールでは、低速区間でもフロントの入りが凄まじく良かった。
連続で表彰台に乗っており、フェルスタッペンは今回も表彰台に乗る可能性が高いでしょう。
対してハジャーはアメリカ・メキシコ共にフリー走行ではセッティングが決まらず苦戦気味。
マシンがフェルスタッペン寄りになったことで、例外なく苦しんでいるように見える。
前回は高地に強いと言われていたホンダPUが予選・決勝共にろくに走ることが出来ずにリタイアという信頼性不足が再び露呈する悲惨なグランプリでした。
後半戦に入って中団勢の中に割って入るパフォーマンスを見せているだけに、PUトラブルで足を引っ張ってしまうようなことは、是が非でも避けたい。
そもそも走ることが出来ないと、来季開発の為のデータが取れないので、ここから先のアストンは入賞よりも先ずは走り切ることが重要でしょう。
そしてハースはオコンのシーズン中の更迭を発表。
この様な形でF1を去ることは正直想像していませんでした。
オコンの代わりに来季からハースでF1デビューするラファエル・カマラが前倒しで出走。
いきなり地元のブラジルというのも良いですし、何よりカマラは未だに現行のF1マシンに乗った経験がない。
結果云々に限らず、今の世代のマシンに乗って慣れておくというステップを踏むことは非常に理に叶った選択。
昨年の富士でのテストでは平川に圧倒的な差を付けており、情報によると予選で速さを発揮するとのこと。
このドライバーが、どの様なものなのか見てみましょう。
しかし今回のブラジルはあまり天気がよろしくないとのこと。
雨が降ってしまうと、マレーシアやシンガポールのスプリントの時の様に、現行マシンは走ることが出来ないという事態が発生している。
天気が持ってくれればいいのですが・・・


コメント