予選はフェラーリが漸くポールを獲得。
ハミルトンのポールはメルセデス時代までさかのぼり、フェラーリでは初めてのポール。
しかしホームストレートが長い為、スタートを失敗すると簡単に抜かれる。
4位スタートのアントネッリはここでチャンピオンを決めることが出来るのか?
スタートが荒れる
気温23.4℃、路面温度49.4℃でスタートです。
殆どのドライバーはソフトタイヤを選択。
ボッタスはPU交換の為ペナルティ、フェルスタッペンとローソンはFPでレースばりの接触があり、両者に1グリッドずつの降格ペナルティ。
フェルスタッペン・ヒュルケンベルグ・コラピント・ボルトレート・ローソン・平川はミディアムタイヤを選択。
ローソンはピットスタートです。
レーススタート

フェラーリの蹴りだしが良い、ルクレールがフェルスタッペンをストレートで抜く。
2位スタートのラッセルは5位まで落ちた。

4コーナー手前でフェラーリの2台が並ぶ、ルクレールがレイトブレーキング。
ハミルトンはややルクレールを外に押し出すような形。

ルクレールはコースに飛び出してしまい、ショートカットをするような形で首位に立った。

後方では5位に落ちたラッセルがハジャーの右リアタイヤに引っ掛けてスピンさせてしまう。
ハジャーはこのスピンによって最下位に転落。
LEC3→1、HAM1→3、RUS2→5、HAD7→22。
リンドブラッドは8位から6位へ、コラピントは9位から7位まで浮上。
LIN8→6、COL9→7。
4周目、アストン2台がダブルストップ。
そして次周アロンソがまたもピットイン、予選時と同じ問題によりまさかのリタイア。
6周目ストロールもコース上でストップしてしまった。
これによりVSCが導入される。
8周目ハジャーがピットイン、ミディアムタイヤに交換です。
9周目VSC終了、レース再開。
12周目ローソンがピットイン、中古ソフトタイヤに交換です(2.5)18→20。
12位スタートのピアストリはリンドブラッドをオーバーテイク。
PIA8→7、LIN7→8。
審議対象になっていたルクレールに5秒ペナルティ。
そしてハジャーをスピンさせたラッセルにも10秒ペナルティ。
ルクレールの裁定に対して、フェルスタッペンとハミルトンから不満の無線。
18周目ガスリーがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.6)13→18。
19周目ベアマンがボルトレートを攻略。
BEA12→11、BOR11→12。
ルクレールのソフトのデグが少ない、クリーンエアーで走れているのでマネジメントも容易。
ペナルティを受けているので、2位を走るフェルスタッペンとのギャップを作らないといけない。
27周目ピアストリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(5.2)7→12。

ルクレールもピットイン、ミディアムタイヤに交換しペナルティ消化(8.7)1→2。
フェルスタッペンもピットイン、ソフトタイヤに交換です(2.3)2→1。
ルクレールのペナルティ消化の間にフェルスタッペンが首位に立つ。
フェルスタッペンはこのソフトタイヤで走り切るという、ソフトタイヤがそこまで持つのか?
28周目ハミルトンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.5)1→3。
33周目ラッセルがピットイン、ミディアムタイヤに交換しペナルティ消化(13.8)2→8。
35周目コラピントがピットイン、ソフトタイヤに交換です。
36周目リンドブラッドがピットイン、ミディアムタイヤに交換です7→8。
40周目ノリスがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(6.0)1→5。
41周目ベアマンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.9)9→14。
42周目ハジャーが2度目のピットイン、ソフトタイヤに交換です(5.0)9→15。
44周目アントネッリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(4.3)1→4。

ボッタスが1コーナーでブレーキングの際に突如左フロントサスペンションが壊れウォールにクラッシュ。
45周目ハミルトンがピットイン、しかしその間にアントネッリに先行されてしまった。
これにより赤旗が掲示された。
SC待ちをしていたアントネッリとしてはあと1周遅ければ・・・
リースタート後は混戦模様。
レースはスタンディングスタートで再開。

スタート時のポジションは黄旗が掲示される前のポジションとのことなので、ハミルトンはアントネッリの前でスタートできる。
全車ソフトタイヤに交換して残りの周回を走り切ります。
奇数グリッドの方が路面が綺麗なため、スタート時の蹴りだしが良い。
逆に偶数グリッドは路面が汚れているため、蹴りだしが良くない。

レース再開、ハミルトンの蹴りだしが良い、ルクレールは逆に良くない。
ストレートで順位が入れ替わる。
HAM3→2、LEC2→3。
ルクレールは1コーナーで取り返そうとレイトブレーキング。

しかしロックアップ、タイヤは大きく白煙を上げる。
幸いコースアウトとはならなかったが、左フロントタイヤには大きなフラットスポットができてしまった。
48周目ルクレールの後ろにいるアントネッリがすかさずオーバーテイク。
LEC3→4、ANT4→3。
後方ではベアマンがスピン、そのままリタイアとなった。
アントネッリはルクレールを引き離す、ルクレールの後方にはノリスが接近。
ホームストレートでの差は僅か0.5秒。
オーバーテイクモードを使用しルクレールを抜きに掛かるが抜けない。
ルクレールは抜かれないようインを締める。
その後ろでは7位リンドブラッドと8位ピアストリが数周に渡り順位を争っている。
ピアストリはリンドブラッドに接近するもこちらもストレートで抜けない。
59周目ピアストリガ1コーナーでリンドブラッドに並びかける。

しかしここでピアストリとリンドブラッドが接触。
リンドブラッドはコース外に弾き出されリタイアとなった。
これによりSCが投入される。
ルクレールの左フロントタイヤを見ると、タイヤ構造が見え掛かって今にもバーストしそうです。
かといってピットインをすれば大きく順位を失う、走り切れるのか?
63周目にセーフティカーエンディング。
ノリスは数十周に渡りルクレールを捉え掛けるも抜けない。
並びかけてもルクレールがラインを上手く塞ぎ、先行を許さない。
結局ルクレールは20周以上に渡りノリスを抑え切り何とか4位フィニッシュ。
フェルスタッペンが最初のピットインでルクレールから先行しそのまま逃げ切った。

アントネッリは3位フィニッシュ。
この結果を持ってアントネッリのチャンピオンが決定。
速さもあり、巧かったアントネッリ。
今回のレースはフェルスタッペンが勝利しました。

そしてアントネッリが20歳68日でベッテルの持つ21歳77日を塗り替え、史上最年少チャンピオンとなりました。

アントネッリは速さもありますが、それ以上に巧さ、特にマネジメントが抜群に上手でした。

現行レギュレーションにいち早く対応し、チャンピオンと呼ぶに相応しい走りでした。
フェラーリは速さは十分にあったものの、両者がまたも絡み合い、勝てるレースを落としてしまったという印象です。
ここ最近は明らかにルクレールの方が乗れており、特にレースペースが良い。
今回はスタートでトップに立ち、クリーンエアーという条件もありましたが、ファーストスティントのソフトタイヤのデグが非常に少なかったです。
ただ、今回はオープニングラップでハミルトンと絡みペナルティ、リスタートではフラットスポットを作ってしまい勝負できなかったという点に関しては勿体なかったという印象です。
今回チャンピオンを逃したラッセル。
ここ数戦は何事もなくまともに走り切れたというレースが無いという印象です。
今回も1周目でハジャーと絡んでしまいペナルティを貰うなど、明らかに精彩を欠いています。
ハジャーは当てられ損という形になってしまいました。
しかしピアストリとアルピーヌの2台にペナルティとなり3人はポイント圏内だったもののノーポイントとなってしまった。
ハジャーは粘り強いレース運びで何とかポイント獲得。
平川も前の3人がペナルティとなったため13位から10位に繰り上げ。
自分の評価としては良くも悪くもWECドライバーだったという印象です。
速さは無いが巧さはある。
最終スティントではマシンポテンシャルの差はあったものの、ウィリアムズの2台をオーバーテイク。
タイヤマネジメントはWECで培ったものなのだと思います。
しかし今年のF1はアントネッリによるシーズンだったと言っても過言ではないと思います。
アントネッリ、おめでとう!!


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