アジア圏のフライアウェイ戦のトリ、シンガポールGPが始まりました。
昨年までは通常のグランプリフォーマットでしたが、今年はシンガポールでは初のスプリントフォーマットによる開催。
予選が最重要視されているこのコースで、各チームは唯一のフリー走行をどのようなプログラムで走るのでしょうか?
抜けないコースでのスプリントフォーマットは如何に!?
ラッセルがトップタイムも決勝はペナルティ
気温32.3℃、路面温度51.5℃でセッション開始。

路面がかなり汚れています。
そして画面から確認すると曇っているようにも見えます。
東南アジアで発生しているヘイズの影響によるものだということが、画面越しからでも伝わってきます。
今回はシンガポールで初のスプリントフォーマットの実施。
これにより、供給されるタイヤの本数が限られてくる。
基本予選が重要視されているこのサーキットでは、余程レースペースが遅くない限りはオーバーテイクは中々難しい。
そうなってくると、ハードタイヤが必要のない要らないタイヤということになってくる。
ただ、シンガポールは気温と路面温度共に高いコースなので、サーマルでグラデーションを考え、決勝に向けてせめて一本くらいは残しておきたいところ。
残り38分の時点でセクター1全体ベストがハジャー、セクター2ではアントネッリ、セクター3ではラッセルが全体ベストを記録。
ルクレールはセクター1では5番手も、セクター2・3で2位と速いです。
前回8位入賞アストンのアロンソはセクター2と3で一時中団トップを争える速さ。
エンジンパワーが影響しにくいコースでは戦えているように見える。
セッション中盤にかけてはロングランを敢行しているドライバーが見受けられる。
予選重視とは言え、ロングランが悪すぎるのも考え物ですし、唯一のフリー走行の内に走行データを少しでも多く取っておきたい狙いがある。
メルセデスのロングランは35.8~37.2。
フェラーリのロングランは36.0~37.4とほぼ差がない。

残り21分、ヒュルケンベルグが最終コーナー手前でスローダウン。
ギアボックストラブルにより、マシンをピットレーン出口の所に停める。
これにより、一時VSCが投入されるも残り19分でセッションが再開。
残り16分アロンソが新品ミディアムを投入。
中団勢はこの後のスプリント予選Q1通過を狙った予選シミュレーション。
ミディアムを履く中団勢に対し、ラッセル・ルクレール・ハミルトン・ピアストリはソフトタイヤを履いてアタックラップを取る。

ラッセルは32.864でトップタイムをマーク。
ピアストリは32.898と0.034足りない。
レッドブルの2人はミディアムを履いてのアタック。
ソフトタイヤは温存する作戦か?
ラッセルがラストアタックで32.294でタイム更新。
ノリスが32.547、フェルスタッペンはミディアムで33.308。
ルクレールが32.432で2番手タイムを記録してセッション終了。
ラッセルは良いタイムが出ているだけにここでのペナルティが本当に勿体ない。
フェルスタッペンが異次元の走りで下馬評を覆す。
気温30.3℃、路面温度43.3℃でセッション開始。
シンガポールで初めてのスプリント予選はどのようなセッションになるのでしょうか?
SQ1
FP1で走り込んだとは言え、まだ路面は完全に綺麗になっていない様子。
2周ウォームアップを入れるドライバーと1周のウォームアップでアタックに入るドライバーとで分かれる。
ハミルトン22.748、ガスリー4.718、アロンソ34.998、コラピント35.345。

ペレスがターン5でウォールにぶつかりフロントウイングを損傷。
自走できたが為にフロントウイングを引きずりながら走る。

そのフロントウイングのパーツが路面に散らばる。
これによりデブリが発生し残り6分9秒の所で赤旗。
この時点でタイムを計測できたドライバーは以上のドライバーにストロールを加えた5名。
フェルスタッペンは黄旗時に追い抜いてしまい、手順違反としてレース後審議対象に。
セッション再開するとルクレールが34.055、ラッセル34.331、アントネッリ34.392。
ヒュルケンベルグが34.359でメルセデスの間に割って入る好タイム。
ボルトレート36.030、ハミルトン33.782、ノリス34.287、ベアマン34.950。
リンドブラッド35.136、今回はRBがフリー走行からあまりタイムが出ていない。
アロンソの2回目のアタック34.960、ローソン34.855。
コラピント35.048、ピアストリ34.277、ガスリー34.673。
レッドブルはタイムが出せていないため、ラストアタックでタイムを出さないといけない。

フェルスタッペンは34.477でトップタイム更新。
ハジャーは34.182のタイムを一発で出してきた。
ラッセル33.573、ボルトレート34.190。
SQ1ではサインツ・ボッタス・ペレス・アルボン・ストロール・リンドブラッドの6名が敗退。
ボルトレートが敗退したかに思えましたが、タイム計測機の表示遅れによりタイム更新を確認。
リンドブラッドがSQ1で落ちてしまった。
SQ2
その計測器のソフトウェアにトラブルがあったようで、セッション開始が遅れた。
フェルスタッペン32.727、ベアマン34.433、オコン34.430。
ラッセル33.387、アントネッリ33.037、ローソン33.408、ヒュルケンベルグ33.420。
ボルトレート33.927、ガスリー33.336、ハミルトン32.562。
ルクレール32.457で暫定トップタイムを記録。
ノリス32.572、ピアストリ33.106、ハジャー33.878で11番手。
フェルスタッペン32.701、ハジャー32.947でSQ2敗退を回避。
アントネッリ32.498、アロンソ33.734でSQ3進出ならず。

ベアマン33.423、オコン33.368、ルクレールは32.246でタイムを更新しトップ通過。
コラピント33.249、ガスリー33.155、ラッセル32.614。
SQ2ではオコン・アロンソ・ボルトレート・ベアマン・ヒュルケンベルグ・コラピントの6名が敗退。
SQ3
マクラーレンとメルセデスが先陣を切ってコースイン。
フェラーリとレッドブルは出てきません、ワンアタックに賭けるか?
ノリス31.587、ラッセル31.837、ピアストリ31.770、アントネッリ32.105。
タイムは31秒台に突入、アントネッリが出遅れた。

ルクレールが31.568で暫定トップタイムを記録。
セクター1で27.1秒台のタイムが出ている。

ハミルトン31.702、ルクレールのラストアタックは31.399で自己ベストを更新。
ローソン33.149、ガスリー33.319。
トップ4のラストアタック。
ハジャー32.048を記録もトラックリミットでタイム抹消。

ピアストリ31.454、ラッセルが31.276でルクレールを上回る。
アントネッリ31.849最後までタイムを伸ばせなかった。
ワンアタックに賭けたフェルスタッペン、セクター1で26.8と全体ベストを大きく更新。
セクター2の低速区間で差が詰まるもセクター3で25.676でこの区間も全体ベスト。

タイムは31.156で大逆転ポール。
予想を上回る走りにただただ脱帽。
シンガポールGP初のスプリント予選はフェルスタッペンが制しました。
私の予想では、コーナーで小回りが利くフェラーリやマクラーレンが有利ではないかと予想していましたが、その予想を上回ってきたフェルスタッペンの走りは見事としか言いようがありません。
ハジャーの抹消されたタイムと比べても約0.8秒も離れている。
ハジャーの無線ではスリッピーだと訴えていたが、またフェルスタッペン専用のマシンに開発の方向性が向いているのか?
メルセデスはラッセルが2番手タイムを獲得しましたが、予選ではもう前半戦の様な圧倒的な戦闘力を感じません。
アントネッリも最後までタイムをまとめきれなかった印象。
アップデートを失敗してしまったか?
フェラーリはルクレールが最大限の走りをしてくれましたが3番手。
ルクレールはセクター1のタイムが全体7番手と若干遅れ気味。
読み通り低速区間がまとまっているセクター2では全体ベストを記録していました。
ハミルトンはセクター1で4位、セクター2で3位でしたが、セクター3で9位と後半で伸びなかった。
マクラーレンは4-5位と思ったほどタイムが伸びてきませんでした。
シンガポールは兎に角抜けないのでスタートの蹴りだしを決めて前に出たいところです。


コメント