F1 2026年シーズン第18戦シンガポールGP 決勝リポート ハードタイヤ用無し。

シンガポールGP初のスプリントレースはフェルスタッペンが制し、予選でもポールを獲得しました。

スプリントレースは雨による影響もあり、9台もリタイアするサバイバルレースとなりました。

低速区間を苦手としていたレッドブルのマシンは回頭性が良くなった。

決勝は天気が微妙とされているが、フェルスタッペンは完全優勝なるか?

今年も波乱は起きず、平和なレーススタート。

気温30.2℃、路面温度44.6℃でスタートです。

タイヤ選択はソフトとミディアムで分かれた。

ハミルトン・ガスリー・リンドブラッド・ヒュルケンベルグ・ボルトレート・

コラピント・アルボン・ボッタス・ラッセル・ハジャーの10名がミディアムタイヤを選択。

アロンソ・ストロール・ハジャーはピットスタートです。

レーススタート

ルクレールが良い蹴りだし、フェルスタッペンはスプリントに続きスタートで出遅れ。

ルクレールがインを伺うもフェルスタッペンがギリギリ1車線分ラインを残しつつインに寄せる。

11位スタートのヒュルケンベルグが8位に浮上。

サインツは14位から10位へ、リンドブラッドは13位に大きく順位を下げた。

ラッセルは19位から17位、ペナルティを受けたラッセルがどこまで上げてこれるか?

HUL11→8、SAI14→10、LIN9→13、RUS19→17。

最初の4周、トップ集団は1周を38秒台で回ってくる。

4周目フェルスタッペン37.947でファステスト。

しかし次の周ルクレールが37.741でファステスト。

ベアマンとサインツの順位が入れ替わる。

BEA11→10、SAI10→11。

8周目ボルトレートにギアボックストラブルが再発、ピット出口にマシンを停めリタイア。

これによりVSCが発動。

ボルトレートがピット出口にマシンを停めたため、ピットレーンはクローズされた。

VSCはこの周のうちに終了、レースが再開される。

新品ソフトを持っていない為、ミディアムでスタートしたハミルトンはルクレールに離されている。

ルクレールはフェルスタッペンの1秒圏内に何とか張り付いている。

しかしフェルスタッペンは新品のソフトタイヤ、余裕があります。

13周目フェルスタッペンは再びファステスト37.197を記録。

1秒圏内を張り付いていたルクレールですが徐々に離されていく、マネジメントと呼べるペースではなさそう。

それにしてもフェルスタッペンのソフトタイヤのデグが殆どない。

タイヤは昨年よりも1段硬いC3・C4・C5。

昨年のミディアムに当たるC5で50周以上持たせられることを考えると、1ストップ作戦が濃厚か?

しかし18周目ハミルトンがピットイン、ソフトタイヤに交換です(2.5)3→7。

ハミルトンはミディアムを18周で捨て中古ソフトへ。

この早い判断は如何に作用するか?

20周目そのハミルトンはローソンをターン13通過後のストレートでオーバーテイク。

HAM7→6、LAW6→7。

ルクレールのデグが大きい。

10周目に37.4だったものが20周目には38.4と1秒も遅くなっている。

しかしハミルトンが1秒以上速いペースで走行している。

ピットでの損失時間は22秒+静止時間。

おおよそ25秒程度必要、22周目時点でハミルトンとルクレールの差は約29秒。

ルクレールを早く入れないとまたフェラーリ同士で争うことになってしまう。

23周目アントネッリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.5)3→6。

ルクレールとハミルトンの差は約24.5秒、早く入れないと順位が入れ替わってしまう。

25周目ルクレールがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(3.1)2→4。

間一髪ハミルトンの前に出る、しかし7周走行してタイヤが温まっているハミルトンと、履きたてでタイヤが冷えているルクレールとの差は僅か。

ハミルトンがターン4通過後の直線区間で抜きに掛かるもルクレールが耐える。

ハミルトンは無線でペースを失っているとルクレールに対して苦言。

しかしルクレールのタイヤのデグを見ていると、ハミルトンにも同様のタレが起きる可能性が高い。

これ以上速いペースを刻むならもう一度ピットに入る必要がある。

27周目ハミルトンから苦言を呈されていたルクレールが36.890でファステスト更新。

ガスリーがピットイン、ソフトタイヤに交換です(3.3)11→14。

コラピントもコース上でストップ、マシンを何とか端に停めたことでVSCの発動は無かった。

ペースも落ちタイヤのウインドウが迫ってくる中で各チームのマシンが動き始めた。

抜けない分戦略で明暗が分かれる。

31周目ヒュルケンベルグがピットイン、ソフトタイヤに交換です(3.3)8→10。

32周目ローソンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.8)7→10。

33周目フェルスタッペンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.2)。

ノリスもピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.7)2→6。

フェルスタッペンは首位のままコースに戻ることができた。

ピットスタートのハジャーはガスリーを攻略。

HAD12→11、GAS11→12。

34周目ピアストリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(4.2)2→6。

ベアマンもピットイン、ミディアムタイヤに交換です(3.6)8→11。

ハジャーもピットイン、ソフトタイヤに交換です(3.1)12→15。

36周目アロンソがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.6)13→17。

39周目ストロールがクラッチトラブルでリタイヤ、マシンをコース脇に停める。

ここはVSCが発動。

このVSCによってピットに近いマシンが入る。

ルクレールが2度目のピットイン、ユーズドソフトタイヤに交換です(2.6)2→3。

アントネッリもピットイン、ユーズドソフトタイヤに交換です(2.3)3→5。

ラッセルもピットイン、しかしピットイン下直後にVSCが解除。

ラッセルは僅かな恩恵しか受けられなかった。

タイヤは新品ソフトに交換です(2.6)7→10。

しかしフェラーリはルクレールを入れてハミルトンをステイアウト。

ハミルトンは既にタイヤがきつそうにも関わらず入れてもらえなかった。

フェラーリの作戦の意図が全く分かりません。

42周目ソフトタイヤに履き替えたルクレールは35.202で再びファステストラップを記録。

ものすごい勢いでハミルトンに迫ってきます。

このままのペースを刻めばハミルトンの前にいるフェルスタッペンにも届きそうなペース。

43周目ピアストリがピットイン、ソフトタイヤに交換です(2.7)。

凄まじい勢いで前を猛追するルクレール、46周目のターン4後のストレートでハミルトンを交わした。

LEC3→2、HAM2→3。

47周目ラッセルはガスリーをオーバーテイク。

RUS10→9、GAS9→10。

ラッセルは前にいるヒュルケンベルグを追う。

タイヤ交換をしなかったハミルトンのペースがかなり落ちてきた。

後ろからはピットインを済ませているノリスとアントネッリが迫っている。

54周目ホームストレートでノリスがハミルトンの背後に。

ハミルトンはポジションを守ろうとレイトブレーキ、しかしコースオフ。

ハミルトンは何とか順位を死守、ハミルトンを抜こうとしたノリスは背後にいたアントネッリに先行を許した。

NOR4→5、ANT5→4。

ハミルトンはポジションを守ったもののタイヤは依然きつい。

ターン13通過後のストレートでアントネッリに抜かれた。

HAM3→4、ANT4→3。

しかしアントネッリは既にトラックリミット超過を4回犯しペナルティの対象となる。

しかし記録が付かないためペナルティにならない。

ルクレールはフェルスタッペンに対して8.9秒差まで迫るもペースが落ち着いてしまった。

55周目ノリスはホームストレートでハミルトンを攻略。

NOR5→4、HAM4→5。

ラッセルはヒュルケンベルグの背後に迫るも抜けない。

58周目ピットスタートのハジャーがガスリーを数周に渡り漸く攻略。

HAD11→10、GAS10→11。

タイヤが既に限界を迎えているハミルトン、今度はソフトタイヤを履いているピアストリが1秒以上速いペースで詰めてきている。

61周目必死のブロックで順位を死守するハミルトンをピアストリが何とかオーバーテイク。

PIA6→5、HAM5→6。

フェルスタッペンは結局危なげなくトップチェッカー。

フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝。

フェルスタッペンがここにきて猛追。

今回のレースはフェルスタッペンが勝利しました。

これでマレーシアに続いての連勝。

シーズン前半あれだけ苦しんでいたフェルスタッペンが復活してきました。

フェルスタッペンのペースは抜群に良く、デグラが殆ど生じなかった。

ルクレールはスタート時の2位を守り切った。

今回はスプリントと違ってレースペースが良く、2ストップ戦略も見事に的中させました。

ただ、ソフトタイヤのデグラが想像以上に大きく、フェルスタッペンに対して全く勝負にならなかったのは残念な点でした。

前評判通りに上の順位を獲れたことは評価したいです。

対するハミルトンはステイアウトの割を食って6位フィニッシュ。

あの場面なら後続との差は全然あったので、ダブルスタッキングを選択しても良かったのではないか?

難しい判断ではありますが、フェラーリはもう少し作戦面での前進をして欲しいところ。

アントネッリは前がバタバタしたところを上手く狙って3位フィニッシュ。

マクラーレンはノリスとピアストリが4-5位フィニッシュ。

低速区間ならマクラーレンが有利と予想していましたが、全然ペースがありませんでした。

ローソンの走りが素晴らしい、中団トップの7位。

ポイントは70ポイントも獲得しており、シーズン終わるまでの間に100ポイント獲得できるのではないかというところまで来ています。

これで来シーズンローソンを解雇するということがあり得ない状況になりつつある。

ヒュルケンベルグも8位フィニッシュ。

ラッセルが最後の最後までヒュルケンベルグを抜くことが出来なかった。

アントネッリとのポイント差は102点差まで開き、益々不利な状況に陥っている。

ピットスターㇳのハジャーが10位を獲得してきた。

抜けないとされているサーキットでこの結果なら非常に上出来と言えるべきです。

因みに首位がトップチェッカーを受けると花火が上がります。

ターン13のマーライオン・ヘアピンからだと花火が良く見えます。

F1 2026年シーズン第18戦シンガポールGP スプリント・予選 – アルボンノート

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