カナダの予選はラッセルが3年連続のポール獲得。
アントネッリの4戦連続ポールも阻止し反撃開始と行きたいところ。
ノリスも3位につけ、スプリント同様メルセデスに付いていきたいところ。
決勝の天気が微妙なところ、雨が降ればシャシー的にはフェラーリ有利ですが、大事なのは戦略。
そうなった時、前科持ちのフェラーリとしては戦略を失敗しないことが重要です。
ギャンブル勢成功なるか?
気温13℃、路面温度19℃でスタートです。
天気は微妙、小雨ではあるものの、路面は濡れていない。
タイヤ選択は分かれました。
ノリス・ピアストリ・ヒュルケンベルグ・ボルトレート・サインツ・ベアマン・ボッタスがインターミディエイトでギャンブル。
リンドブラッド・コラピント・ローソン・ガスリーはミディアムスタート。
他のドライバーは雨を警戒してかソフトタイヤを履いてスタート。
ストロールピットスタートです。
フォーメーションラップ、レーススタート・・・中々ブラックアウトしない。
アントネッリがフライング仕掛けるが、もう一度フォーメーションラップを敢行。

リンドブラッドのマシンが動かない、ギアが入らない。
ここまで好調のリンドブラッド、まさかのスタートできず。
リンドブラッドのマシンを押し掛けでピットに戻すため、もう一周フォーメーションラップ。
ピアストリがピットインを催促している。
ノリスにも同様の無線が入っている、インターは失敗か?
レースは70周から68周に減少。
リンドブラッドのマシンが撤去され今度こそスタート。

ピアストリのスタートが遅れる、対してノリスが温まっているインターで良いスタートだ。
3位スタートのノリスが一気にトップへ、アントネッリとラッセルの順位も入れ替わる。
NOR3→1、ANT3→2、RUS2→3。
出遅れたピアストリはハミルトンに先行を許した。
PIA4→5、HAM5→4。
ルクレールもハジャーを抜き一つ順位を上げた。
LEC8→7、HAD7→8。
2周目、ピアストリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.7)5→21。
インタースタート勢のギャンブルは大失敗!
アロンソは14位から12位に、ボルトレートとガスリーの2台抜き。
ALO14→12、BOR12→13、GAS13→14。

何とか首位走行中のノリス、3周目に結局ピットイン、ミディアムタイヤに交換です1→14。
サインツ・ボルトレート・ヒュルケンベルグもピットイン。
サインツはミディアム、アウディの2人はソフトタイヤです。
これによりアロンソは10位まで浮上。
4周目、ボッタスがピットイン。
6周目、チームメイト同士のトップ争いが激化。
アントネッリとラッセルの順位が入れ替わる。
RUS2→1、ANT1→2。
ガスリーがアロンソをオーバーテイク。
GAS11→10、ALO10→11。
8周目、ハミルトンがフェルスタッペンを攻略。
HAM5→4、VER4→5。
12周目、ガスリーは更にベアマンを。11位のノリスは10位に落ちたベアマンを攻略し、その前にいるガスリーも抜く。
NOR11→9、GAS10、BEA9→11。
13周目、ピアストリがヘアピンでブレーキロック。

外側にいるアルボンに突っ込んでしまった。
アルボンはサイドポッドを破壊、コース脇にマシンを停めリタイア。
ピアストリはフロントウイングを壊し2度目のピットイン、タイヤに交換です(14.5)13→19。
16周目、ノリスも2度目のピットイン、ミディアムタイヤに交換です10→14。
22周目、ヒュルケンベルグとアロンソがピットイン。
ピアストリは先ほどの接触で10秒のタイムペナルティが出てしまいました。
トップではアントネッリとラッセルが激しいバトル、序盤から慌ただしい展開になったレースはどうなる?
激しい順位争い、カナダマイスターに悲劇。
レース開始数周目からアントネッリとラッセルがポジションを入れ替えながらのバトルが続く。

24周目、アントネッリとラッセルがバックストレートでサイド・バイ・サイド。
アントネッリはコースアウトもラッセルの前、しかしこれはアンフェアだったので、無線で順位を戻すよう指示が飛ぶ。
26周目、序盤好走だったアロンソはシートに問題を抱えリタイア。
依然アントネッリとラッセルの激しいバトル。
ヘアピンでブレーキロックするも前を走るラッセルが一歩も譲らない。
カナダでの連勝を狙うラッセル、30周目に悲劇が起きた。

ターン7でラッセルがオーバーシュート、ターン8をショートカットしながら通過後マシンが突如ストップ。
ラッセルまさかのバッテリートラブルでリタイア。

これにはラッセル激怒、ステアリングを投げつける、コース脇に退避してグローブも投げ捨てた。
少しでもポイントを縮めたかったラッセルにとってはあまりにも痛すぎる。
マシン撤去の為、VSCが入る、ここで上位勢が一気にピットイン。
先ずはローソンがピットイン、ソフトタイヤに交換です(2.3)。
ガスリーはハードタイヤに交換(4.1)。
そしてここでアントネッリがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(3.4)。
フェルスタッペンもピットへ、ミディアムタイヤに交換です(2.7)。
ハミルトンもミディアムタイヤに交換(4.3)。
ルクレールもミディアム(3.1)。
ハジャーもミディアム(2.8)。
フェラーリはダブルピットとなったため、ルクレールとハジャーの位置関係が逆転。
LEC4→5、HAD5→4。
33周目、VSCエンド。
37周目、ノリスがガスリーをオーバーテイク。
NOR9→8、GAS8→9。

ルクレールはバックストレートでハジャーに迫る、ハジャーがラインを潰す強引なブロック。
これはペナルティの対象になるのでは?
40周目、ピットで順位が逆転したハジャーでしたが、ルクレールに抜かれる。
LEC5→4、HAD4→5。
そしてここでノリスにまさかのギアボックストラブル、痛恨のリタイア。
ピアストリはまだペナルティを消化していない、マクラーレンこれは最悪だ!
43周目、ピットに入ろうとしたペレスの右フロントサスペンションが折れた。
自走でピットに戻ったもののリタイア。
ここでハジャーに先ほどのルクレールのブロックの件で10秒ペナルティ。
46周目、コース脇にペレスのサスペンションの破片が飛び散り撤去の為VSC、しかしこれは直ぐに解除。
48周目ボッタスに5秒のタイムペナルティ。
ハジャには黄旗時の違反疑惑。
一方2位争いはハミルトン対フェルスタッペン、差はどんどん縮まる。
52周目、再びVSC
このタイミングでハジャーとピアストリピットに入りペナルティ消化。

62周目、数十周に渡りフェルスタッペンを追いまわしていたハミルトンが遂に捉えた。
HAM3→2、VER2→3。
63周目、黄旗違反疑惑のハジャーにストップ&ゴーペナルティ。
踏んだり蹴ったりだが後ろとの差がありそれでも5位をキープ。

レースはアントネッリがこのまま逃げ切り4連勝!
荒れたレースもアントネッリは平常運転。

今回のレースもアントネッリが勝利しました。
キャリア初勝利を中国で上げてからの4連勝。
初優勝からの4連勝は史上初の様です。
フェラーリ・メルセデス・レッドブルの3チームは何れもソフトタイヤでのスタートでしたが、30周以上持たせるというロングスティント。
上位4位以下は周回遅れという、戦略もありきですが、マシンの持つポテンシャルの差は依然として大きいです。
今週のハミルトンは全てのセッションを通してペースがありました。
今季2度目の表彰台は2位、フェルスタッペンをオーバーテイクした後は、ストレートで追いつかれても、コーナリングで再び引き離し順位を守り切りました。
フェルスタッペンは今季初の表彰台。
ストレートでのパフォーマンスは良い、しかし依然としてコーナーにおけるフロントの回頭性には課題が残っています。
同じ周回でピットインしたハミルトンよりも早くタイヤが苦しくなってしまい、6秒ほどあったアドバンテージを活かしきれず。
この先もレッドブルは軽量化を通じたパフォーマンスアップが必須でしょう。
ルクレールも同様大きくポジションを上げましたが、今回はトップ3について行けるだけのペースが無かった。
途中ミスが何度も出ており、今週は兎に角乗れていませんでした。
次回のモナコはコーナリング最強のフェラーリマシンにとって俄然有利。
今回はマクラーレンのタイヤチョイスのミスもあり、助けられた部分も多い。
もしギャンブルをしてこなければ、結果は全然違っていたものになっていたでしょう。


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