鈴鹿でF1観戦してきました。F1日本GP2024旅行記-二日目(木曜日)-

現地観戦

早いもので、鈴鹿に向けて出発した水曜日から早くも一週間が経過してしまいました。

鈴鹿に向けて出発するワクワク感、その前に名古屋を満喫している自分が昨日のことのように思い出されます。

鈴鹿でF1観戦してきました。F1日本GP2024旅行記-一日目(水曜日)- – アルボンノート (albonnote.com)

昨日の投稿では初日の名古屋観光に触れていきましたが、今回(木曜日)は二日目。

ついに鈴鹿入りし、ピットウォーク、ストレートウォークをしてきたことについて触れていきます。

待ちに待った鈴鹿入り

私自身前年2023年の日本グランプリには諸事情で行くことができませんでしたので、実質1年半ぶりに鈴鹿サーキットに帰ってくることができました。

前日の水曜日に現地入りした理由ですが、前回の2022年の初観戦の際は木曜日に上田から直接鈴鹿サーキットまで入ったのですが・・・

実質5~6時間くらいかかってしまいました。

この経験を踏まえて、水曜日のうちに現地入りしないと9時から始まるピットウォークに間に合わないということで今回は水曜には現地入りしました。

当日の流れですが、4時20分には起床。

10分程度で身支度をし、コンビニであらかじめ買っておいた軽めの朝食を食べ大体4時40分くらいにはホテルを出発。

宿泊先のホテルではモーニングもありましたが、悠長なことをしていると出遅れるので今回は断念しています。

この流れが4日間続くことになります。

最寄り駅が久屋大通だったため桜通線を使って名古屋駅まで行けましたが、体力に自信がある私は、敢えてそれをせずに約30分以上かけて名古屋駅に向かって歩きました。

そんなことしなくても・・・と思う方が沢山いらっしゃるかと思いますが、そんなことないんです。

この写真を見てください。

夜桜です。綺麗じゃありませんか?

日本グランプリが春開催になったことで味わうことができました。

歩くことで街の景色や風景を味わうことができます。

電車の車窓からも景色は見えますが味わえるのは一瞬、ましてや地下鉄の中ではトンネルの中を延々と進んでいくだけなので閉塞感を感じてしまいます。

こういった景色に出会えるので私は苦労を買ってでも出来る限り歩くようにしています。

5時15分ごろに名古屋駅に到着。

私はSuicaを持っているのでそのまま改札を通過。

ここで一つアドバイスがあるとするとSuica等のICカードは是非用意しておくことをお勧めします。

地方などによっては、まだICカードが普及していないところは確かに多いかもしれません。(実際私の住む長野も殆どICが普及していません。)

しかし、都市部や観光地ではICが使える駅が多いのです。

今回、近鉄名古屋という路線を使いますが、名古屋駅はもちろん、サーキット最寄り駅の白子駅もICカードが使えます。

特に今回のような日程がつまり時間にシビアな旅行の場合では、切符を買う手間が省けるので大変便利です。

更にグランプリ期間中は白子駅からサーキット直通のシャトルバスも出ます。

その際にもICカードで精算ができるので、色々な意味で楽です。

但し残額をチャージしておかないといけないので、旅行中は時間があるときにあらかじめチャージをこまめにすることをお勧めします。

5時半に近鉄名古屋駅を出発し6時18分に白子駅到着。

駅を出るとバス乗り場があります。

F1のロゴが入ったのぼりが気持ちを俄然高めてくれます。

サーキット直通のバスをには乗らず・・・ここも敢えて歩くことにしました。(笑)

ゲートオープンも8時ですし、木曜から来ている人は流石に少ないんじゃないかと踏んだためです。

それにサーキットまでは自分の足で帰りたいという個人的な思いもあったので、この日は徒歩を選択しました。

駅からサーキットの直線距離は約4.7㎞。

徒歩の場合は若干遠回りになるので、約6㎞弱になります。

スムーズにいけば約1時間20分足らずで着きます。

歩いている途中で高級外車を取り扱っている車屋さんを見つけました。

高級外車好きの私にとってとてもテンションが上がるものです。

この車屋さんを通り過ぎると緩やかな上り坂が続きます。

21冊のアルボンノートを背負っての徒歩、肩にずっしりと重みが伝わってきて中々きつかったです。

しかし、この緩い上り坂を歩いていくと、鈴鹿サーキットの象徴の一つでもある観覧車が見えてきます。

この観覧車が見えてくるとまた気持ちも昂ります。

20~30分くらいかけ上り坂を登りきると、鈴鹿サーキット稲生駅が左手に見えてきます。

この写真は鈴鹿サーキット稲生駅の付近です。

上り坂を登り始めた時は小さく見えていた観覧車が大きく見えてきました。

ここまできた、もうひと踏ん張りだ・・・という気持ちになったのを覚えています。

少し過ぎると信号があり、そこから先ほどより勾配が急な上り坂に差し掛かります。

これを登り切ると・・・

漸く見えてきました。

そして写真に写っているハイエースの中には・・・

F1チームのメカニックたちが!

これは私もチャンスと思いすかさずリュックからアルボンノートを取り出して見てくれ!とアピールしました。

この間に通ったチームはレッドブル、メルセデス、アルピーヌだったでしょうか?

レッドブルのメカニック達がこのノートに気付いてサムズアップしてくれました。

本当であれば中身まで見てもらいたかったのですが、車から降りてまで見てもらう訳にはいきません。

しかし、今回の目標であるアルボンノートの世界進出という意味では、何とか爪痕を残せたのではないかと個人的に思っています。(笑)

駐車場に入っていくメカニック達を見送り少し歩くと

見えてきました!

漸くここまで帰ってこれたんだ・・・と

ということで、タダイマスズカ!四日間よろしくお願いします。!

サーキット到着!

サーキットに到着したのが7時半。

ゲートの前には列を作って並んでいるお客さんたちがいました。

木曜日にしてはお客さんが多いという感じでした。

早速その列に並ぶと目の前にはSNSのフォロワーさんが。

面識がないので勇気を出して声をかけてみると。

「あ、アルボンさんじゃないですか!お久しぶりです!」

声をかけた方のとなりには以前お会いしている方がいらっしゃいました。

挨拶を済ませるとアルボンノートの話になりました。

声を掛けた初見の方にもこのノートは認識していただけたらしく

「これが噂の・・・」という大変ありがたいお言葉を頂きました。

中を見ていただくことになったのですが凄すぎて笑いが止まらなくなったとのこと(笑)

こんな風に感動していただける人の為にもより一層ノートの執筆に力を入れていこうと思った瞬間でした。

メインゲートが8時にオープンしピットウォークの待機列に並んだのですがかなりの行列。

本当に今日は木曜日なのだろうかと目を疑いたくなるレベルでした。

9時には、前日にグランプリ号による一部貸し切りの新幹線で来ている方たちが優先入場権を持っているため私たち一般の入場は9時15分からでした。

こうして待っている間も目の前にピットがあるのでワクワクが止まりません。

9時15になり一般入場開始。結構な人だかりです。

一つのチームにべったりと張り付いている方、色々なチームを見て回る方、ストレートウォークを楽しむ方と色々な方向に分かれるとフォロワーさんに教えていただきました。

私はティフォシなのでフェラーリのピット内をじっくり見てみたい・・・

しかしマシンの分析をしたいのでとりあえず色々なチームを見て回ることにしました。

ピットへ潜入

とこのような形で遠目からなので写真を撮っても、自分の目でじっくり見ようとしても中々分からない。

ただ、ウイングのフラップ角は分かったので分析しました。

鈴鹿は高速コーナーが多くダウンフォースが必要だということなので、全体的に見ていてやはり殆どのチームがハイダウンフォース仕様でした。

中でも特にレッドブルはハイダウンフォースより

ダウンフォースを付けてもストレートを損なわないのがレッドブルRB20の強み。

他のチームが同じことをやろうとするとどうしてもスピードかダウンフォース、どちらか片方が犠牲になるので両立できているレッドブルには大きなアドバンテージがあります。

軽量化したノーズをここで入れるという噂が出ていたアルピーヌ。

フロントが重くアンダー気味のこのA524はこのサーキットでも苦しむことになるだろうと思っていました。

リアウイングを確認するとなんとミドルダウンフォース!

トップスピードも伸びないとはいえこのセッティングはギャンブルに出たなー

というのが私の感想です。

フロントウイングの翼端板付近のフラップがかなり絞られている。

こうしてアウトウォッシュを発生させている訳ですが、アルピーヌは特にフロントでダウンフォースを発生させる、整流したいという意図が伝わってくる構造だと思います。

少し歩いて回ってハースのピットの前に行くとなんと小松さんが!!

1年半前帰りの新幹線が一緒だったんですが、疲れ切ってグーグー寝ていた人が今やチームの代表。

あの時ノートを見せておけば・・・とも思いましたが決して後悔はしていません。

少し歩いていくと今度はファブレガさんが!

いつもSNSでマシンの写真を提供して頂きありがとうございます。

お陰でマシンの分析にとても役立っています。

残り時間も1時間を切り一通りピットは見て回ったので取り敢えずストレートウォークに入りました。

ドライバーが見ている景色はこんな感じなのか・・・

思った以上にサーキットの広さを感じました。

一番興味深かったのは路面です。

思っていたよりもずっとざらざらしていました。

鈴鹿は高速コーナーが多くタイヤに横方向のストレスが掛かるからダメージが大きいのかと思っていましたが、どうやらそれだけが原因じゃないということが今回分かったのは大きな収穫です。

ストレートを歩いているとまたもフォロワーさんに

「フェラーリウェアを着てピットの前に並んでいれば中に入れてもらえるよ

アルボンさん全身真っ赤だから絶対入れてくれますよ。」

こうしてはいられない、ならフェラーリのピットに直行です。

フェラーリのピットの前に再び着いたのが11時25分

12時にはピットウォークが終わってしまいます。

粘り強く待つこと25分、最後の最後でピットの中に入ることができました

遠目でしか見れなかったピットの中やノーズがこんなに近くに

とにかくサービス精神旺盛なフェラーリのスタッフさんには感謝です。

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ピット内部を撮影した動画を載せましたので上のリンクからご覧下さい。

12時にピットウォーク終了

その後私はコースの外に出て角田のパネルに向かいました。

実は昨年からみんなでF1トモダチというF1ファンが集まるオフ会に参加しているのですが、そのメンバーたちでグランプリ期間中毎日時間を決めて写真を撮ろうということになっていたのです。

周りにF1ファンがいないという方に交流会を開催してくれているとても素晴らしい方です。

木曜から来ているメンバーが集まったところで早速一枚。

前回までは1人だけで見ていたF1も今回は沢山面識のある方たちがいました。

楽しいグランプリウィークになる。というのを感じさせる一枚だと思います。

因みにこの日集まったメンバーだけでも40人近く。

日が進むにつれどんどん増えていきます。

ピットストップタイム計測

2時前にはグランドスタンドに座り、ピットストップ練習のタイム計測の準備に取り掛かっていました。

これに関しては前回も行っていたのですが、今回はしっかりとルールを明確にしたうえで計測をすることにしました。

ということで早速計測した結果を載せました。

始まるまでの間が結構空いていたので、その時丁度セーフティーカーとメディカルカーが練習走行を行っていたので1周のタイムを測っていました。

セーフティーカーが大体2分17秒~18秒前後

メディカルカーは2分25秒台でした。

やはりいくら高性能な車と言えど、2分を切るのは不可能に等しいと言えるのか・・・

ピットストップ練習もそれぞれのチームで目標を持ってやってるという意図を感じ取れるのも面白かったです。

大体全体平均にして2.5秒くらいでしょうか?

RBは8回計測に成功してコンスタントに2.3~2.5秒台を記録していました。

アストンも6回計測に成功し2秒台前半をコンスタントに記録。

ただ、その間に1回だけ4.46というタイムを記録していたのが気になったところです。

そして全10チーム中ピットワークがダントツで下手なザウバー(ファンの方辛辣ですいません・・・)

やはり練習でもその片鱗を見せるかのように、6回計測に成功したうち、3秒台を切ることができたのはたったの2回でした。

最初の2回は3.69というタイムを連続で出していました。

歴代最速レベルで1.8~1.9秒台

速いといえるタイムは2.0~2.2秒台

それに比べて3.69というのは正直に言って論外ともいえるレベル。

ここで測ったタイムが決勝のあのピットストップの結果に繋がることになるのはこの時点ではまだ知る由もありません。

5時まで粘っていましたが、レッドブル、アルピーヌ、ウィリアムズは練習を行ってませんでした。

レッドブルは分かりませんが、アルピーヌは遅くまで作業をしていたのでピットストップ練習どころではなさそうでした。

ウィリアムズは前戦シャシーを壊しているので、これ以上は壊せられないという意図があったのでしょう。

ピットストップ練習終了後は、この日の目標は達成出来たので白子駅直通のバスに乗りサーキットをあとにしました。

その後F1トモダチの一部のメンバーと一杯飲む約束をしていたので、飲み会を通してファンとの交流も諮ることができました。

木曜日は大満足の一日で終えることができたと思います。

金曜日の3日目はフリー走行についてを中心に触れていきたいと思います。

今回もこのブログを読んで頂きありがとうございました。

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