オランダGPはいきなりスプリントフォーマット。
ハジャーがトレーニング中の手首負傷によって角田に白羽の矢が立った。
しかしレッドブルのシートに座るのはローソン。
角田はローソンの代役としてRBのシートに座ることになります。
この配置を決めたレッドブルの思惑とは?
角田RBの真相は?
今回角田が代役とはいえ、再びシートに座ることになり日本のF1からかなり注目が集まっています。
しかし角田に用意されたシートはRBのシート、レッドブルに座るのはローソン。
何故この人事配置なのか?
これはローソンをテストするという意味合いだと考えています。
今レッドブルのジュニアドライバーにはF2で大活躍しているツォロフがいます。
そのツォロフを来年RBのシートにどうしても座らせたい。
そこでレッドブルは角田ではなくローソンを指名したのでしょう。
これでローソンを試して駄目だったから来年ツォロフを使います、という大義名分が欲しいのでは?
角田は本来”レッドブル”のリザーブという立場ですが、ホンダと手が切れている以上後ろ盾があっても関係ないという感じなのでしょう。
フェルスタッペンが万が一離脱した時の事を考えてだと思っていましたが、2030年まで契約延長が決まったので結局の所、この配置はローソンをテストするという線で考えられると思います。
アップデート情報
前回に引き続きアルピーヌのアップデートです。

フロア後端の切り欠きにも変更が加えられていました。
切り欠きの縦幅が少し広がり、トップチームに見られるマウスホールの形状に近づきました。
広がった切り欠きはディフューザーに向けて気流をより多く流し、ディフューザー効率向上を促す。
そして外側が盛り上がった形状になり、タイヤウェイクを極力避ける。
この盛り上がりがディフューザーへ流す気流と、タイヤウェイクを避ける外側に流す気流とで差別化を図っている。
メルセデスがこの機構を採用しており、それに近づいた形となりました。

マクラーレンのリアウイング翼端にもアップデートが確認できます。
スウェッジラインの数が増え、しかもより上に向かうせり上がりが強くなっていることが分かります。

このせり上がりはリアコーナー(リアブレーキダクト)と繋がっており、ここから排出された気流がリアウイング翼端に到達する。
その気流は翼端のスウェッジラインを通るとアップウォッシュとなる。
アップウォッシュを強力にすることで、ディフューザーからの気流引き抜きを助け、ディフューザー効率が向上することに繋がります。
マクラーレンはハンガリーでもリアの挙動を安定化させるアップデートを入れていますが、この機構の追加によってそれを更に昇華させたものになります。

更にマクラーレンにはディフューザーの端にもアップデートが入っていることが確認できる。
前述の説明通り、リアコーナーの捲れ角が大きなっていること、ディフューザー端に付いているフィンの大きさも増しています。
結論ディフューザーの働きをより活性化させるものですが、翼端で起こるアップウォッシュが強力になり、ディフューザー効率が良くなるということです。
フィンにはディフューザーから抜ける気流とシャシー上部を通ってくる気流との流速差を付け差別化も図りたいという造りです。
ザントフォールトに近いコースと言われているのが、鈴鹿とハンガロリンクの訳ですが、鈴鹿で現地観戦した時と比べて、ハンガロリンクの時の方が明らか姿勢が安定していました。
アントネッリ、後半戦も好調か?
今週唯一のフリー走行です。
ADUOが入ったアストンホンダの序列は何処になるのか?
スタート前に小雨が降っていたため、路面が僅かに濡れています。
そのため、セッション序盤でコースに出て行ったドライバーは、インターミディエイトを履いていました。
ピアストリが最初にドライタイヤ(ミディアム)でコースインし、タイムを記録。

サインツがターン11でブレーキロックし飛び出し、コーナーの周りには砂利が撒かれます。
アントネッリはターン10でスピンを喫するも直ぐに立て直した。
前半はミディアム・ハードに分かれての走り込みでした。
ウィリアムズはいち早くソフトタイヤに履き替えてパフォーマンスランに移っていました。

トップタイムはアントネッリが唯一の12秒台を記録。
アントネッリは各セクターで全体ベストは無いが、全体を通して速い。

2番手ノリス、3番手ラッセルとなりました。
ノリスはセクター1・2全体ベストを記録しています。
リアに多くの変更を加えたためか、フロービズを塗って走行していました。
ハミルトンとルクレールは4・5番手、それでもルクレールはセクター3でパープルを記録。
ロングランペースですがフェラーリは16.3秒台、最も速いタイムで15.8、9秒あたり。
メルセデスは16秒台前半を安定して出しています。
この2チームが互角と言ったところか?
中団を見るとアウディが良いです、ボルトレート7番手、ヒュルケンベルグ9番手。
ガスリーもアップデート効果で8番手。
セクター1で7番手、セクター2・3で9番手と中団の中でも安定している。
母国GPフェルスタッペンは11番手と低調な滑り出し、しかしこのセッションではハードタイヤでしか走っていません。
レッドブルグループトップはリンドブラッドの10番手、セクター1は8番手タイム。
ローソン14位と全体的に見ても厳しい滑り出しです。
角田はソフトを履かずにミディアムで17番手のタイム。

注目のアストンはアロンソが12番手タイムを記録し、ハンガリー同様SQ2進出に期待が掛かる走りです。
セクター1で11番手と以前よりはるかに戦える位置にいることが伺える。
予選は速さだけでなく、どのタイミングでアタックに出るかというトラフィックに気を付けなければなりません。
スプリント予選、決着は僅差。
気温19.6℃、路面温度31.9℃でセッション開始。
SQ1
ウォームアップを2周してから走るドライバーが多数です。
最初にコースインをしたアントネッリでしたが、コースアウトしてしまいファーストアタックを諦めました。
ラッセル13.829、オコン15.210、ベアマン15.434。
ルクレール13.229で暫定トップ、ハミルトンが13.151で直ぐにトップタイムを塗り替える。
ローソン14.159、ヒュルケンベルグ14.778、ノリスが13.071でトップに。
リンドブラッド14.179、角田14.606、アルボン14.596。
フェルスタッペン13.851、ピアストリは13.126でノリスに次ぐ2番手。
ガスリー13.977、コラピント14.618。
コラピントにはアップデートが入っていないようなので、苦しい展開が予想されます。
ボルトレート13.730で7番手に入ってきました。
ルクレールのセカンドアタックは13.013でタイムを更新しトップタイム。

アロンソは1コーナーのブレーキングでロックアップしコースアウト。
2回目のアタックも16.014と良いタイムを記録できずにSQ1敗退が決定。
ローソン13.608、ラッセル13.450セクター3でパープル記録。
先ほどアタック失敗のアントネッリが再びアタックし13.668で取り敢えずの7番手タイム。
リンドブラッド14.057、ルクレールは13.011で自己ベストを0.002秒更新。
ヒュルケンベルグ14.284、角田14.490、オコン14.503。
フェルスタッペンは13.585、ローソン13.420、ラッセル13.278。
Q1ではアロンソ・ペレス・ボッタス・ストロール・サインツ・ベアマンの6名が敗退。
アストンが大改造の割には全然タイムが上げられなかった。
フェラーリとマクラーレンが良い勝負です。
Q2
ヒュルケンベルグ13.926、オコン13.893、アルボン14.214。
ノリスが12.514、ピアストリは12.026でトップタイム。
ルクレール12.190、ハミルトン12.445。
フェルスタッペン12.771、コラピント13.419、ローソン13.166。
アントネッリ12.511、ラッセル12.235。
ボルトレート・ガスリー・リンドブラッド・角田の4名は1アタックに賭けます。
ボルトレート12.756、ヒュルケンベルグ13.616。
ノリス12.189、ローソン13.136、ガスリー12.760。

角田13.145、リンドブラッド12.785。
Q2ではアルボン・オコン・ヒュルケンベルグ・コラピント・角田・ローソンの6名が敗退。
このセッションでもマクラーレンとフェラーリの速さが光ります。
Q3
セッション開始になっても直ぐにアタックに出るドライバーはいません。
ノリスが先陣を切ってピットアウト、やはりここでも2周のウォームアップを挟んでアタックに入ります。

ノリス11.608、アントネッリ11.794、ラッセルが11.567でトップタイム。
ルクレール11.622、ピアストリ11.666。
ハミルトンはミスがあり12.191、リンドブラッド12.739、フェルスタッペン12.094。
ボルトレート12.583、ガスリー12.578。
スプリント予選はラッセルのポール獲得で決着。
抜けないコースで動きはあるのか?
今回はラッセルがポールを獲得しました。
上位4名のタイム差は0.099しか差が無いというかなりの接戦となりました。
ラッセルセクター1・3で全体ベスト。
メルセデスはセクター2で後れを取るものの、それ以外で伸ばしてきた。
マクラーレンはセクター1がこれまでは速かったのですが、SQ3ではノリスは全体5位のタイム。
しかしその逆でセクター2で全体ベスト。
3番手ルクレールはセクター1こそ4番手で若干遅れたものの、せくたー2・3はいずれも2番手タイムと全体的に速い。
FP1でトップタイムのアントネッリはSQ3ではいずれのセクターもラッセルに遅れた。
地元でのレースとなっているフェルスタッペンは曲がらない車に苦しんでいる印象。
中団はアルピーヌのガスリーとアウディが抜けている印象。
RBはその一つ後ろに付けている印象。
10位~12位までがレッドブルとなった。
ローソンと角田が隣同士、何か起こる気がしなくもないですね。
しかし追い抜きが厳しい条件でスプリントとは?
果たしてスプリントレースで動きはあるのでしょうか?



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