スプリントではラッセルが勝利。
フェラーリはラッセルに迫ったものの、チームメイト同士の不要なバトルで逆にラッセルをアシストしてしまった形となった。
予選ではアントネッリが史上最年少ポール記録を塗り替えるという、ここでもメルセデスマシンの強さが光っています。
マクラーレン、まさかのスタートできず。
気温15.8℃、路面温度23.5℃でスタートです。
タイヤ選択はミディアムとハードを中心に分かれる。
ヒュルケンベルグ・コラピント・オコン・リンドブラッド・アロンソ・ストロールはハード。
レッドブルの2名はソフトタイヤ装着。
それ以外のドライバーはタイヤを選択。

ノリス・ピアストリ・ボルトレート・アルボンの4名はフォーメーションラップになっても出てきません。
この4名はまさかのスタートが叶わず。
ピアストリはオーストラリアに続いてスタートできず、リベンジできないことが歯がゆいでしょう。
残りの18台はグリッドに着くことができた。
フェラーリはスタートで前に出れるか?

レーススタート、ハミルトン良いスタート、アントネッリを1コーナーでパス。
ルクレールもラッセルの前に出て3位浮上。
HAM1→2、ANT2→1、LEC4→3、RUS2→4。

フェルスタッペンはスプリントに続きスタートで大失速。

ハジャーはスピン、ピットへ直行(2.7)18位の最下位でコースに戻る。
ベアマンは目の前で起きたハジャーのスピンを回避するため、ランオフエリアへ、しかしこれにより順位を大きく落とす。

2周目、アントネッリはバックストレートですぐさまハミルトンを抜き順位を取り返す。
ANT2→1、HAM1→2。
3周目こちらもメルセデス対フェラーリ、ラッセルがルクレールを攻略。
RUS4→3、LEC3→4。

4周目ラッセルはハミルトンもオーバーテイクし、スタート時の順位を取り戻した。
RUS3→2、HAM2→3。
5周目フェルスタッペンとリンドブラッドが3度も順位を入れ替える。
VER9→10、LIN10→9。
8周目ブレーキングをミスしたローソンはチームメイトに先行を許す。
LAW8→9、LIN9→8。
フェルスタッペンはノーグリップを訴える。
10周目にフェルスタッペンがピットインハードタイヤに交換です(3.4)。
リンドブラッドもピットインハードタイヤに交換です(2.5)。
サインツもピットインハードタイヤに交換です。

ストロールがコース脇にマシンを止めリタイア、アストンはまたしても2台リタイアか?
これによりセーフティカー導入。
これを見て上位勢がピットへ。

アントネッリがピットインハードタイヤに交換です(2.9)。
ラッセルもピットインハードタイヤに交換です2→4。
ハミルトンもピットインハードタイヤに交換です(2.4)3→5。
ルクレールもピットインハードタイヤに交換です(3.5)5→7。
ハジャーは2度目のピットインハードタイヤに交換です(5.7)。
14周目、セーフティカーエンド、レース再開。
ハミルトンはすかさずラッセルをオーバーテイク。
HAM5→4、RUS4→5。
ハミルトンは更にベアマンの攻略にせいこう。
HMA4→3、BEA3→4。
チームメイトルクレールも続いてリンドブラッドをパス。
LEC7→6、LIN6→7。
15周目、ルクレールはラッセルの攻略にも成功。
LEC6→5、RUS5→6。
ハミルトンはハードスタートでステイアウトを続けるコラピントを抜いた。
HAM3→2、COL2→3。
ルクレールも更に続いてベアマンをオーバーテイク。
LEC5→4、BEA4→5。
16周目ルクレールはコラピントを抜きスタート時のポジションに戻ってきた。
LEC5→4、COL4→5。
ラッセルはオコンとコラピントオーバーテイク。
RUS6→4、OCO5→6、COL4→5。
ガスリーはヒュルケンベルグをオーバーテイク。
GAS10→9、HUL9→10。
17周目ヒュルケンベルグはフェルスタッペンにも先行を許した。
VER11→10、HUL10→11。
フェルスタッペンは更にリンドブラッドの攻略にも成功。
VER10→9、LIN9→10。
19周目にはガスリーもパスした。
VER9→8、GAS8→9。
ベアマンはオコンをパス。
BEA7→6、OCO6→7。
22周目にはコラピントもパスに成功。
BEA6→5、COL5→6。
前方ではフェラーリの2台がスプリント同様激しい順位争い。
アントネッリを逃がすフェラーリの謎バトル。
フェラーリの表彰台争いはスプリントの再現の様でした。

24周目、ペースの上がらないハミルトンをルクレールが見逃さない。
しかしこの周だけでお互いの順位は3度も入れ替わる。
LEC3→2、HAM2→3。

ここはルクレールが先行。

しかし27周目、またしても2度順位が入れ替わる。

その間にアントネッリは差を広げ逃げる、後ろからラッセルも迫っている。

遂にハミルトンはラッセルにバックストレートで捉えられてしまった。
HAM3→4、RUS4→3。
28周目リンドブラッドがスピンを犯し後退。
29周目コラピントはオコンに抜かれ、後ろのチームメイトガスリーに順位を譲った。
COL7→9、OCO8→7、GAS9→8。
30周目、ラッセルはルクレールをオーバーテイクしスタート時の順位を取り戻す。
RUS3→2、LEC2→3。

オコンとコラピントがターン2直前でコンタクトしお互いコースアウト。
35周目アロンソがピットインしマシンを止めてしまった。
アストンは2戦連続2台とも完走できず。
ラッセルに抜かれたことで3-4は再びフェラーリ。
36周目ルクレールがバックストレートエンドでオーバーシュート。
ハミルトンがこの機を逃がさずルクレールをパス。
HAM4→3、LEC3→4。
ヒュルケンベルグがピットインミディアムタイヤに交換です9→16。
37周目オコンは先ほどのコラピントとの接触が10秒ペナルティと判断された。

39周目、ルクレールがバックストレートでまたしてもハミルトンをパス、しかし、40周目の1コーナーでハミルトンが順位を奪い返した。
40周を超えてもペースが衰えないメルセデス。
アントネッリはファステストを連発。
初優勝に向けて更にペースアップします。

47周目シレっと6位まで順位を上げていたフェルスタッペンでしたが、突如スロットルを踏んでもスピードが上がらなくなった。
ここでまさか、無念のリタイアとなってしまった。
ルクレールはハミルトンに先行を許してからじわじわと離されてしまい、この勝負あり。

アントネッリは後半コースアウト仕掛ける場面もありましたが、先行逃げ切りに成功。
アントネッリ、キャリア初優勝。
アントネッリ記録ずくめの勝利
今回のレースはアントネッリが初優勝しました。
序盤ハミルトンにスタートで先行されるも、2周目で抜いてからはしっかりと逃げ切の態勢を作り見事遂行しきった。
フェルスタッペンに次ぐ史上2人目の10代での優勝。
そして史上最年少でのハットトリック(ポール・優勝・ファステストラップ)も決めた。
予選においても史上最年少記録を塗り替えており記録ずくめの初優勝となりました。

無線で喜びを爆発させたアントネッリ、インタビューでは涙ぐんでいたのも印象的でしたね。
ラッセルは途中他のチームに先行されるもあっさりと順位を取り返し、メルセデスがここでも1-2を達成。

メルセデスのレース運びには危なげがありません。
ハミルトンもフェラーリで初の表彰台ですが・・・。
スプリント同様不要なチームメイトバトルでアントネッリの先行を許した。
戦う相手が違うでしょう、メルセデスをどうにかしないといけないのですから。
国際映像ではフェラーリの激しいバトルが映されていましたが、バッテリーマネジメントに関してはハミルトンの方が一枚上手でした。
ルクレールは左フロントタイヤのグレイニングが酷かったことも、ペースが上がらなかった原因の一つと考えて良いでしょう。
それにしてもチームメイトとのバトルを避け、リスクを取らないメルセデス。
ジョイントナンバー1で不要な勝負を避けて通らないフェラーリ。
序盤は得点差が開かないのでとにかく、メルセデスの独走を少しでも防がないといけないのでは?
チーム力の差はどうしても表れたレースだったと思います。
マクラーレンはスタートできず、フェルスタッペンはまさかのリタイア。
4強と目されていたこの2チームの前途多難は続きます。
ハジャーもオープニングラップでスピンしなければもう少し良い順位を期待できたのでは。
レースペースも厳しい、タイヤが持たないではトップとの勝負を挑むことすらできない。
これによって中団勢にとっては大きなチャンス。
ベアマンが5位で大量ポイント獲得、ガスリーもオーストラリアに続いて安定した良いレースを見せてくれました。
コラピントもハードスタートでの1ストップ作戦を確実に遂行し、今シーズン初ポイントを記録。
次は1週空き週を挟んでいよいよ日本GPです。
メルセデスの強さが抜きんでている状況ですが、フェラーリがここでアップデートを投入予定です。
フェラーリは2004年シューマッハ以来の勝利を獲ることができるか?


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