マシン分析

マクラーレン2024年マシンMCL38。今年は開幕から優勝争いに

マクラーレンの新車発表はいつ始まるのかも未定だったので、気付いた時には終わっていたという感じでした。 全体的に手短で、欲しい情報があまり手に入らなかったというのが正直なところ。 気になったところは昨年あれだけ真似をしていたRB19のサイドポッドをMCL38では取り入れていないように見えます。
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スクーデリア・フェラーリ2024年マシンSF-24。コンセプト一新で狙う王座奪還

昨年のオフシーズンでシミュレーターに乗ったサインツは、昨年マシンと挙動が全然違うと語っていました。 チーム側も認める通り、SF-24は95%コンセプトを新しくしたと語っています。 私も仕入れた情報では、RB19のコピーという情報を手に入れてましたがそれは正しかったのか・・。
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アストンマーチン2024年型マシンAMR24。手腕が問われるファローズの二年目

AMR24はサイドポッドインレットが異様に薄いです。 昨年のRB19のサイドポッドインレットにも驚かされましたが、AMR24はこれよりももっと薄い。 フロントから流れてきた空気を確実にアンダーカットに追いやり、アンダーカット下部で負圧を生み出し、フロアエッジと気流を連動させてシーリングを強める。
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ビザキャッシュアップ 2024年マシンVCARB 01。レッドブルの設計哲学を生かせるか。

VCARB01はレッドブルRB19に近づいたという印象です。 フロントウイングも昨年に比べれば直線的ではなくなり、アウトウォッシュに対する意識が見られる形状に。 フロントサスペンションはRB19からプルロッドサスペンションを購入 プッシュロッドよりも気流の操縦性に関しては有利になります。
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アルピーヌ2024年型マシンA524。信頼性向上で上位進出を狙う

まずマシンを見ての感想は、昨年に比べてカーボン地が増えています。去年よりも塗装による軽量化を図ってきたという感じです。 マシンの方に目を向けると昨年と大きく形を変え大改革をしてきたといえるでしょう。
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ザウバー(ステーク)F1チーム 2024年新車C44。課題は一貫性

色々なサプライヤーと手を組み続けてきたザウバー 印象深いレースが多い、最早F1において欠かせないチームの一つだと思っています。 そんな歴史を作ってきたチームが、今年はどんなマシンを見せてくれるのか? 新車発表されたマシンと昨年のマシンを比較していきましょう。
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ウィリアムズの2024年型マシンFW46。今年も直線番長は継続?

今年のマシンFW46は、見た感じ変更点が少なくカラーリングのみの発表となりました。 しかし、コマツが割とメインスポンサーに当たるのではないかというくらいにでかでかと掲載されていました。 こうしてまた日本人企業のスポンサーが沢山掲載される日は来るのでしょうか?
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ハースの2024年マシンが公開。昨年のマシンと比較 今年の目標は最下位脱出

ここ数日衝撃的なニュース続きでしたが、いよいよ2024年マシンの新車発表が始まりました。 トップバッターはハース。今年と昨年のカラーリングを比較しながら、昨年のマシンのアップデートと戦闘力を振り返っていきます。
メカニズム(空力学・自動車構造)

タイヤの基礎基本 タイヤの歴史、数値の読み方分かりやすく教えます。

タイヤのあの数値は何だ、この数字は?ということでお困りの方にタイヤの基礎知識を分かりやすく教えます。 タイヤはどのようにしてでき進化をしてきたのか、という歴史なども合わせて説明していきます。 この機会にタイヤについて詳しくなりましょう。
メカニズム(空力学・自動車構造)

ウェットサンプとドライサンプ オイル循環方式の違いによるメリットデメリット

過去の投稿でBMWの市販車の設計コンセプトについて触れていきましたが、その際にエンジンのような重量物をなるべく車体の中心に配置する”マスの集中化” によってハンドリング性能を向上させているとお話ししました。 BMWが取っているコンセプトのよ...