日本時間朝5時、F1ファンが待ちに待ったイベント、10チームによる合同新車発表会が開催されました。
しかし近年はチーム単独のイベントであっても、カラーリングのみの発表と手の内を隠してくるチームは多いです。
今年は、このイベントがある為、単独での新車発表は禁止されています。
ファンをがっかりさせるような内容でなければいいのですがどうだったのでしょう?
やはり今年のカラーリング発表会だった・・・
イベント開始と同時にアーティストによる演奏が始まります。
いかにも海外らしい演出でした。
著名人によるインタビューと主要ドライバー達を簡単に紹介し新車発表に移りました。
コンストラクター順に発表がされていきます。

ザウバー
マシンは昨年型のものを使用。

緑色は去年の蛍光色に比べて落ち着いた色合い。
ウィリアムズ

シェイクダウンを済ませているので手短に。
こちらも昨年型FW46を引っ張り出しカラーリングのみの紹介。
シェイクダウンでマシン構造は把握しているのでいいのですが・・・

レーシング・ブルズ
2021年の日本GPでレッドブルが使用するはずだった”ありがとう号”のようなカラーリングです。
こちらも昨年型VCARB01に新カラーリングを塗っただけ。

ハースは写真が不鮮明ながらシェイクダウンで新型マシンを走らせています。

昨年は黒かったサイドポッドは白基調に、文字は黒の切り抜き。

アルピーヌ
今年もピンクを基調としたカラーリング。

青色の比率が増えたでしょうか?
そしてこちらも昨年型A524にカラーリングを上塗りしたのみ。

アストンマーティン
ドライバーがヘルメットを被り007ばりのスーツ姿で登場するという演出は面白かったですが、こちらもカラーリング発表のみ。

エンジンカウルに白色を採用、スポンサーの掲載。

メルセデス
昨年よりもシルバーの比率が増えたか?
トト・ヴォルフは引き続き黒基調のマシンにすると提言しています。
勿論昨年型W15に新カラーリングを施した形です。

レッドブル
先ずはクリスチャン・ホーナーが登場し、開場がブーイング。
インタビューを終えるとマシンとドライバーの登場。
レッドブルに至っては一体何が変わったのでしょうか?
マシンを取り囲むフラッシュモブのような集団は何かを隠しているのでしょうか?(笑)
と言いたくなるような演出でした。

フェラーリ
私にとって本命のフェラーリが登場です。
昨年までさし色として使わていた黄色の代わりに白色の割合が増えました。

ここまで来たら構造まで新型を持ってくるチームは皆無。

唯一の収穫はフェラーリのレーシングスーツを纏ったハミルトンが初めて公の場で披露されたことでしょうか?
フェラーリはこの後フィオラノでシェイクダウンが予定されています。

マクラーレン
歴代のチャンピオンマシンと共に登場、しかしマクラーレンは今月13日に予告なしでのシェイクダウンを行っています。
こちらもウィリアムズ、ハースともにマシン構造の理解はできています。
結局マクラーレンも昨年型MCL38に新カラーリングを塗って登場させただけ。
コックピット周りに青色が使われている。

最後は全10チームのマシンが再び登場し、新車(カラーリング)発表は終了。
75周年記念として行われたこのイベント、カラーリング発表に終わったのは残念です。
しかし、イベント自体は盛り上がっていたので、成功と言っていいのではないでしょうか?
あと一週間もすれば2025年シーズンのプレシーズンテストが始まります。
どんなマシンが登場するかはその時まで待ちましょう。
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