F1 2025最終戦アブダビGP FP1・2 ノリス連続トップ、マクラーレン優勢か

F1 2025シーズン

いよいよ最終戦アブダビグランプリが始まります。

アブダビでは多くのドライバーにルーキーテストが予定されており、今週のパフォーマンスにも少なからず影響が出そうです。

カタールではミスを犯したマクラーレンですが、純粋に走りでは突出したパフォーマンスを見せています。

ここアブダビでも同様の走りができるか?

ルーキーテストで勢力分からず

気温28℃、路面温度34℃で開始。

FP1には予定通り多くのドライバーにルーキーテストが適用。

しかしフェルスタッペンにはリンドブラッドが乗ると予想されていましたが、角田車にリンドブラッド乗ることになりました。

セッション最初はハードタイヤを履くドライバーが多数。

ノリスが順当にタイムを出し、それにサインツ・ハジャーの中団勢が更新をし続けるという出だし。

セッション後半にはソフトタイヤを履いてのセッションになりました。

ノリス・フェルスタッペン・ルクレールが0.1秒以内のタイム差でトップ3に入る。

トップタイムはノリスが記録。

セッション終盤にはソフトタイヤで周回を重ねていきます。

フェルスタッペンは2番手タイムを記録も無線でパフォーマンスの不満を訴える場面も見受けられました。

来季RBでデビューが決まっているリンドブラッドは終始マシンコントロールに苦戦し15番手タイムに終わりました。

メキシコではフェルスタッペンのマシンに座り、トップ10入りのタイムを記録していました(軽タンではあったものの)。

フェルスタッペンのマシンと角田のマシンには何か明確な差を感じざるを得ない走りでした。

リンドブラッドはこのマシンを全くグリップが無く氷の上を走っているような感覚だと語っていました。

ハミルトンに代わって今年のFP1も兄弟での出走となった、アーサー・ルクレール。

セッション途中にはスピンを喫する場面も。

今年のフェラーリが如何に安定感が無いマシンかということが非常によく分かる一幕でした。

これではルーキードライバーが苦しむのも当然でしょう。

9人ものルーキーテストと、約半数がレギュラードライバーではないドライバーがシートに座ったことで勢力図は不明です。

FP2から出走するレギュラードライバーに起きる影響は少なからずありそうです。

特にピアストリはオワードにシートを譲ったので、FP2では急ピッチでマシンとコースの習熟に取り組まなければなりません。

FP1で乗れなかったドライバーに影響あり

気温26℃、路面温度31℃で開始。

FP2ではやはりFP1で走れなかったドライバーにかなり影響があったようです。

FP2から出走のドライバーはセッション開始とともに早速コースインです。

FP1から出走しているベアマンが序盤ソフトタイムでトップタイムを記録。

トップタイムはノリス、やはりFP1を走っているので他のドライバーよりも一歩進んだ走り。

このセッションではショート・ロング共に2位以下を大きく突き放してきました。

2位にはフェルスタッペンが入りましたが、ノリスとの差が0.363秒と大きく開いています。

ソフトタイヤでの走行を早めに見切りをつけたフェルスタッペンはその後セッションの大半をミディアムによるロングランに移行。

3位にはメルセデスのラッセル、メルセデスはコンストラクター2位を確実にするため、ここでも上位フィニッシュが求められます。

4位には序盤トップタイムを記録したベアマン。

5・6位にはザウバーの2台が入りました。

7位ハジャー、0.001秒差でルクレール、フェラーリはカタール同様厳しいセッションになりそうです。

今回で一旦ラストランの角田は新品ソフトでタイムを記録もセクター3で後れを取り17番手でセッションを終えています。

角田もリンドブラッド同様、グリップが無いことを示唆していました。

どうやら全てにおいてマシンの仕上がりが酷いらしく、今回は最悪のフリー走行だったようです。

そしてチャンピオン候補であるピアストリは、ルーキーテストの割を大きく食ってしまった一人で、トップタイムのノリスから0.680秒離れた11番手タイムでセッションを終えています。

明日は今シーズン最後の予選です。

このままノリスが好調を維持していくのか?それともフェルスタッペンが修正を掛けてノリスとの接戦に持ち込むことができるかが明日の焦点になりそうです。

F1 2025最終戦アブダビGP、持ち込まれたパーツ確認と決勝の展望 – アルボンノート

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