カタールでは今シーズン最後のスプリントフォーマットの週末。
ピアストリが復活のポールでチャンピオンシップ争いは三つ巴の様相。
角田はフェルスタッペンがフロアを傷めてタイムが出せなかったところを上回っての5位。
しかし角田に要求されていることはフェルスタッペンに”勝つ”ことではない。
フェルスタッペンをチャンピオンにするための”サポート”が要求されている。
これができずして来季のシート確保は厳しいだろう。
ピアストリ快勝、フェルスタッペンも最低限
気温25.0℃、路面温度31.3℃でセッション開始。
ハミルトンとアルピーヌの2台、ストロールがピットスタートを選択。
全車ミディアムタイヤを選択。

レーススタート、角田がフェルスタッペンを上手く前に出す。
アロンソはスタートで出遅れてしまい6位転落。
VER5→4、ALO4→6。

ルクレールはローソンとバトルした際に交錯しコースアウト、これにより9位から一気に14位まで順位を落とした。
LEC9→14。
昨年同様ストレート区間が短い為カタールは抜けない。
フェルスタッペンは序盤こそノリスに着いて行ったものの、ズルズルと引き離されていく。

12周目、アントネッリがアロンソをオーバーテイク。
ANT7→6、ALO6→7。
ルクレールとローソンが激しいバトル、ルクレールが先行した。
LEC14→13、LAW13→14。

角田はトラックリミット超過で複数回警告を受け5秒ペナルティ。
スタートではいい仕事をしていましたが、こういったミスが非常に勿体ない。
来季シートが未定なのだから、このペナルティは評価を下げることに繋がる。
後ろを走る6位アントネッリにも複数回のトラックリミット超過でペナルティ。
しかし一旦ペナルティが取り消される。

レースは結局順位変動なく、ピアストリがポール・トゥ・ウィンで最後のスプリントを締めくくりました。
順当に行けば予選もマクラーレンが強力だろう。
フェルスタッペンは何とかノリスとの差の開きを最小限に収めた。
アントネッリの取り消されたペナルティはレース後に復活、運営はしっかりしてもらいたいところ。
角田はそれにより結局順位変動は無かった。
スタートでフェルスタッペンを上手く前に出せたとはいえ、決してこの仕事は褒められるものではない。
それ以上に心配なのはフェラーリ。
ルクレールは順位を戻すことはおろか、レースペースもまるっきり良くない。
ピットスタートでセッティングを弄ったはずのハミルトンは蚊帳の外。
今週のフェラーリはチームにとってもファンにとってもフラストレーションの溜まる週末。
本当に予選
マクラーレン敵なし、蘇ったオンザレールの走り。
気温20.6℃、路面温度25.7℃でセッション開始。
Q1
多くのドライバーはファーストアタックを中古ソフトで敢行。
サインツ22.354、アルボン22.385、ヒュルケンベルグ22.440、ボルトレート21.945。
ローソン21.681、ハジャー21.406、ルクレール21.924。
アロンソ20.980で暫定トップに立つ。
ハミルトン22.248、フェルスタッペン20.984、角田21.350。
ノリス21.460、アントネッリ21.385、ラッセル20.907。
ピアストリ20.739、中古ソフトで難なくトップに立つ。
サインツ21.749、ボルトレート21.385、ベアマン21.151。
アロンソ20.894、新品ソフトを履いたルクレールのセカンドアタックは21.018。
中古ソフトを履いた上位勢に肉薄できるほどタイムが伸びない、これは重症だ。
ハジャー20.603、ガスリー20.681、ハミルトン20.918。
フェルスタッペン20.354、角田21.050、アルボン20.932、サインツ20.740。
ヒュルケンベルグ20.807、ノリスは20.157とピアストリからトップを奪う。
ピアストリは20.234、アントネッリ20.576、ラッセル20.377。
アロンソ20.598、ルクレールは新品ソフト2セット目、タイムは20.564。
これも期待しているほど伸びてこない、それでもQ2進出は確実にした。
フェルスタッペン20.472、角田20.761。
トラックエボリューションが強烈、後出しアタックがどんどんタイムを更新していく。
ローソン20.539、アルボン20.629。

アントネッリ20.458、ボルトレート20.653。
ガスリーはラストアタックをトラックリミット超過により取り消されるも15位でQ2進出を決め、何とか首の皮一枚つながった。
Q1ではコラピント・ストロール・ハミルトン・オコン・角田の5名が敗退。
ハミルトンはラスベガスの予選から3連続でQ1敗退。
フェラーリのマシンは見るからにリアが安定していない。
ルクレールは既に新品ソフトを2セット使ってしまった。
そしてスプリントではあれだけ良かった角田はラスベガスに続きまたもQ1敗退。
接戦だったとはいえ、最早言い訳できない状況。
抜けないコースでの上位進出はスプリントを見ての通り非常に難しい。
Q2
ヒュルケンベルグ20.795、ベアマン20.438、ルクレールは中古ソフトで20.792。
フェルスタッペン20.142、ローソン20.584、アルボン20.629。
ピアストリはファーストアタックでいきなり19.650を叩き出して来た。
ハジャー20.350、ノリスは20.146、サインツ20.442、アントネッリ20.410。
ラッセル20.186、ヒュルケンベルグ20.419。
フェルスタッペン19.985と19秒台に乗せてきたものの、ピアストリには及ばず。
ノリス19.861、ピアストリは19.868でタイム更新ならず。

各車ラストアタックはタイムを更新できず、デッドラインにいるルクレールは最後の新品ソフトを下ろしてラストアタック、20.343。
0.01秒差の9位に入り何とかQ3を決める。
Q2ではアルボン・ボルトレート・ベアマン・ローソン・ヒュルケンベルグの5名が敗退。
マクラーレンはラストアタックに参加せず余裕の温存。
Q3
カタールの予選はポイントランキングトップ3による熾烈な争い。
ここまではラインキング2位のピアストリがリード。

ノリスがいきなり19.495、ハジャー20.114。
ピアストリ19.530、ファーストアタックはノリスを上回れなかった。
サインツ20.707、フェルスタッペン19.949とマクラーレンに後れを取る。
ラッセル19.842で暫定3位、アントネッリ20.175、アロンソ20.552。

新品タイヤが残っていないルクレール、セクター3で派手にスピン。
残り5分27秒で赤旗、コース上にデブリが撒かれた。
サインツの部品だそう。
デブリを回収してセッション再開。
ノリスは先頭でアタックに出るもセクター1でミスを犯しアタックせずにピットへ。
ルクレールは中古ソフトで20.561、当然ながらトップに全く及ばない。

ピアストリのラストアタックは19.387、ノリスのタイムを上回った。
フェルスタッペン19.651とタイム更新もマクラーレンの2台にまたも及ばず。
アントネッリ19.840、サインツ20.284、ラッセル19.662。
ピアストリがポール獲得
ピアストリ反撃開始、追い詰められた現王者

今回はピアストリがスプリントに続きポールを獲得しました。
ピアストリが本予選で久しぶりのポールを獲得。
マクラーレンのオンボードは修正舵が殆どなく、前半戦によく見られたオンザレールの走りを体現して見せてくれた。
ポイントリーダーのノリスはミスでポールを逃す。
ポイント差があるとはいえ、一つのリタイアで逆転される可能性が十分にあり得る状況。
一つ前にはピアストリ、接触だけは何としても避けたい。
一方とうとう追い詰められてしまった現王者フェルスタッペン。
スプリントを見る限りではレースペースがマクラーレンよりも少し劣るため、スタートで前に出るしかない。
ノリスより前でゴールしないと5連覇が消滅してしまう。


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