金曜セッションはルクレールが好発進もFP2ではギアボックストラブル。
マンホールの蓋が緩んでしまい2度の赤旗中断、結局勢力図が読めない1日となってしまいました。
土曜日からはセッション途中に雨予報などとこの日も難しいセッションとなりそうです。
浮上してくるチームは果たしてどこなのだろうか?
尚管理人は日曜日の渋谷で行われるパブリックビューイングに当選したため、投稿が遅れていますのでご了承下さい。
インターで始まるFP3
気温12.8℃、路面温度13.7℃でセッション開始。
やはり現地は雨が降っていたようで、インターミディエイトを履いてのコースインとなりました。
セッション前半はインターを履いての走行が続いていましたが、セッション後半はソフトタイヤに履き替え予選シミュレーションが行われました。
しかし、走行台数も多くトラフィックに引っ掛かるドライバーが多数だったので、タイム結果に至っては決してあてにならないというセッションでした。

トップタイムはラッセル、2位はフェルスタッペン。
3位にはまたしてもウィリアムズのアルボンが入りました。
ウィリアムズはこの好調を予選決勝としっかりと維持していくことが大事。
RBもハジャー4番手、ローソン7番手と良さそうです。
雨が降った場合ストレートスピードよりも、コーナリングとトラクションや安定性が何より大事になってくる。
荒天になった場合が楽しみなチームです。

マクラーレンは結果として再開を独占する形となってしまいましたが、予選も雨が降るという予想。
こうなってくるとグッと有利になってきます。
フェラーリは安定感が無いので苦しむことになるでしょう。
つまり、ドライで良い結果を出しているチームはウェットになると逆転してしまう可能性が十分にあるということです。
ウェットの出番!
気温11.7℃、路面温度12.8℃でセッション開始。
やはり予想通り雨が降っています、しかし予想以上に雨量が多いです。
Q1
アストンの2台がウェットタイヤを履いて先陣を切ってアタック。
アロンソ2:03.249、ストロール2:04.794。
ボルトレート2:05.991、ストロールは早くも2度目のアタック2:00.067。
ガスリー02.645、ローソン02.407、ノリス03.052、ベアマンが59.015。
ガスリー58.684とタイムは50秒台に入っていきます。
ラッセル57.853、ハミルトン58.721、オコン57.124。
ノリス57.642、アントネッリ58.673、ストロール56.588。
ピアストリ56.328、フェルスタッペン57.410、アントネッリ56.314。
ルクレール56.544、フェルスタッペンがタイム更新55.064。
ノリスは55.473、ハミルトン56.650。

ルクレール54.856、角田は58.832とQ2突破タイムをクリアできず。
ベアマンはブレーキで止まり切れず、フロントをウォールに軽くヒット。

アルボンはコーナーの立ち上がりでクラッシュ、自走してピットに戻ったもののタイムを更新できずQ1敗退が確定。
フェルスタッペンは更にタイム更新53.456でQ1トップ通過です。
Q1ではハミルトン・角田・ボルトレート・アントネッリ・アルボンの5名が敗退。
タイム更新が目まぐるしいQ1、どんどん走ってタイムを更新しないと一瞬でデッドラインに追いやられる。
トップチームからまさかの3名が敗退。
前述通り走り続けてのタイム更新が重要なのです。
そしてFP好調のアルボンはまたしても予選でミスを犯してしまった。
しかしサインツは無事にQ2進出。
Q2
ノリス53.302、ラッセル53.442、フェルスタッペンは53.835
ピアストリ54.981、フェルスタッペン52.693、ルクレール53.346。
サインツ52.770、ピアストリ52.680、ノリス52.908、ローソン52.119、ルクレールもローソンと同じタイム。

ハジャー52.040、フェルスタッペン51.593、ラッセル51.754。
ルクレール51.952、ノリス51.379。

ガスリー51.760は土壇場でタイムを更新しQ3へ駒を進めた。
Q2ではコラピント・ベアマン・オコン・ストロール・ヒュルケンベルグの5名が敗退。
好走を続けていたアストンのストロールはチーム側のタイヤ選択のミスでQ3進出を逃した。
ヒュルケンベルグは最後の最後でガスリーに逆転を許してしまった。
Q3
雨は既に止んで路面もウェットからインターで走れるくらいまで改善した。
ルクレール52.060、ピアストリ52.285、ハジャー52.346。
サインツ50.880、ノリスは49.636、ついに40秒台に乗せてきた。
ピアストリが49.136で大きくタイム更新。
ローソン50.146、サインツ49.256でこちらも40秒台に突入。
ハジャー50.044、ローソン49.367、フェルスタッペン49.221。
ノリスは更にタイム更新、48.384。
ルクレール49.872、ピアストリ48.961、ラッセル49.901。
ハジャー49.554、ローソン49.062、フェルスタッペン48.257。

サインツ48.296。

そして最後の最後でノリスが47.934と大きくタイム更新。
ノリスがポール獲得
マクラーレン雨で光った安定感。

今回もノリスがポールを獲得しました。
マクラーレンにとっては雨に恵まれました。
終始好タイムをマークし続けて連続でポール獲得です。
ノリスは兎に角決勝ではフェルスタッペンを1周目でDRS圏外に追いやりたいところ。
フェラーリ・レッドブル・メルセデスの3チームは明暗が分かれた結果に。
フェラーリはハミルトンがまさかの最下位でQ1敗退。
ルクレールはQ3に進出、セクター1・2では速さがあったものの、セクター3で失速。
やはり雨になると安定感がないからか、セクター3のバックストレートエンドではブレーキのタイミングがかなり速かった。
それだけでなく慎重なブレーキング、これによって大きくタイムを失っていた。
レッドブルは角田が良いタイムを出せずにQ1敗退。
似通った条件でここまで違いが出るのか?と思っていたとところ、タイヤの空気圧設定ミスが発覚。
ここ4戦、角田に必ずと言っていいほどミスが起きている、本当にトップチームなのだろうか?
雨が降ると苦戦すると予測はしていましたが、フェルスタッペンはやはり異次元ですね。
ノリスのタイムに及ばずですがそれでも優勝の可能性が十分にある2番グリッドからのスタート。
決勝はノリスのDRS圏内に入れば勝算は十分あります。
メルセデスはアントネッリがQ1敗退を喫してしまう。
ラッセルは順調にタイム更新ができ4番手からのスタートを決めました。
雨ではRBとアストンの上位進出を予想していましたが、見立て通りでした。
サインツが大健闘の3番グリッド確保、決勝のレースペースはトップ4に遅れ気味ですが、できる限り順位を守ってポイントを多く持ち帰りたい。



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