サンパウロGPが開幕です。
土曜日はレベル4の豪雨警報が発令されており、セッション開催に影響が出る可能性があるそう。
残り4戦、チャンピオン争いに影響が出なければいいのですが・・・
まずはドライセッションをこなせそうなこの金曜セッションで好結果を残すことが重要です。
マクラーレン1-2、角田やってしまった
週末唯一のフリー走行FP1。
先ずは全車ハードタイヤで走行開始。
マクラーレンの2台が先ずは1-2のタイムを記録。

しかしセッション開始からわずか7分、角田がターン4でスピンしバリアに激突。
ここで痛恨のクラッシュ。
自走は出来たものの、フロントウイングの翼端板を壊してしまった。
メキシコで漸く手に入ったフロントウイングを自らの手で手放してしまった。
ラッセルが暫定トップタイムを記録。
フェルスタッペンは早くもソフトタイヤでアタック。
しかしタイムはハードタイヤを履いたラッセルのタイムに届かない。
フェルスタッペンも角田がクラッシュしたところでリアが滑っていた。
コーナー脱出時の安定感が無い、ローダウンフォース仕様にしたのが良くないか?
その後ソフトタイヤから再びハードタイヤに履き替えて走る。
セッション中盤は各チームハードでのロングランを敢行。
角田は残り25分のところでソフトタイヤを履いてコースイン。
後半は各チームミディアムタイヤでスプリント予選を想定したアタックランを敢行。

ノリスがトップタイムを記録しマクラーレンが1-2でセッションを締めた。
3位以下を0.6秒も離すという圧倒的な走り、このグランプリで優位に立っていることを意味します。
0.619秒離されたものの、ヒュルケンベルグが3位に入った。
フェラーリは雨に降ったセッティングからか、セクター3のストレート区間の伸びが悪い。

ハミルトンは派手にスピンを喫した。
明暗分かれたトップ4
今シーズン5度目のスプリントフォーマットです。
気温19℃、路面温度39℃でセッション開始。
SQ1
角田と、マクラーレンが先陣を切ってコースイン。
角田のフロントウイングはFP1での破損によりやはり旧型での出走。
角田11.353、ノリス10.311、ピアストリ、10.286。
アロンソ10.416、ストロール10.451、ハジャー10.417、ローソン10.666。
ルクレール10.762、ハミルトン10.688、
ホームグランプリのボルトレートは10.724。
フェルスタッペン10.107、ラッセル10.048、アントネッリ10.381。
ノリスの2度目のアタックは9.702、ピアストリは10.017。
ガスリーは10.280を記録し暫定5番手。
雨セッティングに振っているフェラーリ、ルクレールは10.395とタイムが伸びない。
ハミルトンも10.380とQ1通過も振るわない。
角田の2回目のアタックは10.692。
ベアマン10.066、アルボン10.275。
フェルスタッペン9.975、ハジャー10.095、アロンソ10.011。

ルクレールは10.324と3度目のアタックもあまりタイムを伸ばせなかった。
SQ1ではサインツ・オコン・角田・ローソン・コラピントの5名が敗退。
SQ2
ボルトレート9.963、ベアマン9.946、アルボン9.813、ヒュルケンベルグ9.735。
アロンソ9.330、-ストロール9.647、ルクレール9.732、ハミルトン9.811。
ハジャー9.608、フェルスタッペン9.707。
ノリス9.373、ガスリー9.852、ピアストリ9.426。
ラッセル9.447、アントネッリ9.504。
フェラーリは両ドライバー共にターン10でブレーキがロックしている。
ハジャー10.808でタイム更新できず。

セッション残り十数秒の所でルクレールがターン10でスピン。
これによりイエローフラッグで各車アタックを止めた。
SQ2ではベアマン・ボルトレート・ガスリー・アルボン・ハミルトンの5名が敗退。
ハミルトンはチームメイトのルクレールにアタックを邪魔された形となってしまった。
アロンソがSQ2トップタイムで通過です。
SQ3
ここからはソフトタイヤを履いてのアタックです。
ラッセル9.556、アントネッリ9.340。

ルクレール9.725、ピアストリ9.634、ノリスが9.271で暫定トップ。
ヒュルケンベルグ9.935。

ピアストリのラストアタックは9.428、ノリスは9.243で自己ベスト更新。
アロンソ9.496、ストロール9.671、フェルスタッペン9.580。
ハジャー9.775、ラッセル9.495、アントネッリ9.483でタイム更新ならず。
ノリスがスプリント予選でポール
土曜セッションで荒れるか?
今回のSQではがノリスがポールを獲得。
今回のスプリントはトップ4で明暗が分かれた形。
マクラーレンが終始リードしていました。
コーナーの多いセクター2で速さを発揮するマクラーレンでした。
メルセデスもマクラーレンに食らいつく形で2位と4位を確保。
こちらは薄めのフラップでストレートを伸ばす格好となり、マクラーレンとは逆のアプローチです。
アストンマーティンが今回は速いようです。
低速区間は得意なマシンですので、ストレートが遅くてもコーナーで巻き返し可能です。
一方レッドブルとフェラーリは終始苦戦気味。
フェルスタッペンは痛恨の6番手スタート。
土曜の予選もこのような形だと、チャンピオンシップに大きな影響が出そうです。
フェラーリは雨用セッティングからか終始苦戦
アメリカの時と同じような流れです。
一つ気がかりなのは、ターン10で必ずと言っていいほどロックアップしていることです。
これによって大幅なタイムロスに繋がっているのではないか?
明日のスプリントは雨予報なので、雨用セッティングが活きれば巻き返しは可能ではないか?
あくまで雨が降れば、の話ですが。


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