F1 2025第16戦イタリアGP FP3・予選 フェルスタッペン記録塗り替え!

F1 2025シーズン

初日のセッションでは、フェラーリの好調さが伺えたFP1。

しかしFP2ではノリスがお株を奪うトップタイム。

前回覇者ルクレールは2セッション共に2位と食らいついています。

予選ではチームメイト同士の協力が必要不可欠。

長いストレートでトウを貰うことでストレートのトップスピードを伸ばし、タイムを稼ぐ。

これがモンツァでの予選上位進出を狙うための秘訣です。

果たして、このチーム戦の予選を制してくるのは、どこのチームドライバーなのだろうか?

ノリスが再び最速。

FP3

最後の走行練習。

ここ最近のFP3は最初に中団が走り込み、トップチームは10分過ぎたあたりから走り始めるという流れ。

このセッションでも最初はミディアムorハードスタート。

セッション前半、角田がハードでトップタイムを記録し、暫く更新されなかった。

前回表彰台のハジャーは15過ぎ辺りにソフトを履いてアタックも届かず。

今週のRBには速さを感じない。

多くのドライバーはアタックせずスクラブを中心に行い前半終了。

後半からソフトを履いての予選シミュレーションが中心。

するとフェルスタッペンがトップタイムを記録しルクレールは0.014秒遅れで2位につける。

このセッションも最速はノリスが記録。

フェラーリはこのセッションでもコースアウト、リアスリップを起こすなど未だに安定感が感じられない。

それでもルクレールは最後にタイムを更新し、3セッション連続で2番手につけてきた。

中団勢からはボルトレートが6番手、ハジャー8番手、アルボン10番手と台頭してきた。

メルセデスは金曜セッションで苦しんでいたアントネッリが9番手タイムと復調を感じさせる走り。

1位から20位までのタイム差が1秒ない超接戦。

やはり予選ではチームメイトの協力が不可欠になりそうです。

コースレコード更新!

気温26.2℃、路面温度44.2℃でセッション開始です。

フェルスタッペンはFP3でリアウイングフラップをトリムしたものを試していたそう。

これが結果にどう影響するか?

Q1

ラッセルとアントネッリはミディアムタイヤでコースイン。

ヒュルケンベルグ19.950。

ラッセル19.973、ルクレール19.801、ハミルトン19.906。

角田20.039、フェルスタッペン19.812。

ノリス19.611、ピアストリ19.711。

アロンソ19.658、ルクレールの2回目は19.689、ハミルトン19.765。

ラッセルはミディアムで2回目のアタック、19.414で暫定トップに立つ。

アロンソ19.605、ボルトレート19.688、サインツ19.644。

角田19.619、フェルスタッペン19.455、アントネッリ19.747でQ2進出。

Q1ではローソン・ガスリー・コラピント・ストロール・ハジャーの5名が敗退です。

ここイタリアで契約延長を表明したガスリーですが、アルピーヌ側は今季のアップデート終了を発表。

この先のレースでも苦戦を強いられることになりそうです。

そして前回表彰台のハジャーはまさかのQ1落ち。

ここまで1度もQ1敗退をしていなかったので今回がキャリア初のQ1敗退。

サインツにアタックを邪魔されたと憤る。

ローソンもQ1敗退とRBは早くも窮地に追い込まれました。

Q2

フェルスタッペン19.140、角田19.433、ラッセル19.287。

ピアストリ19.288、ボルトレートは19.323。

ルクレールは中古ソフトでのアタック19.359。

アントネッリ19.453、ハミルトン19.481、サインツ19.542。

ノリスのタイムは19.451と伸び悩む。

アントネッリ2度目のアタックは19.245と久しぶりのQ3進出を決めた。

ルクレールは19.310、フリー走行の時の伸びを感じられない。

アロンソ19.362、ピアストリ19.281、ハミルトン19.371。

このままだとノリスはQ2敗退になってしまう、ラストアタックに全てを賭ける。

バックストレートでボルトレートのトウを貰い、何とか19.293で5番手に入りQ3進出。

角田はベアマンを0.01秒差で制し久しぶりのQ3へ。

Q2ではオコン・アルボン・サインツ・ヒュルケンベルグ・ベアマンの5名が敗退です。

Q3

好調だと思われていたマクラーレン、フェラーリは苦戦気味。

ポールの行方が分からなくなってきた。

ラッセル19.157、ルクレール19.007で暫定トップ。

ハミルトンも19.124で2番手タイム、角田は19.728、アロンソ19.822。

フェルスタッペン18.923とタイムを更新してきた。

ボルトレートは19.399。

ラストアタック、レッドブルは角田を何故か先頭でアタックさせる。

ルクレール19.222自己ベスト更新できず。

ノリスは18.869、ピアストリが18.982。

フェルスタッペンが18.792、コースレコード更新でトップタイム!

アロンソ19.424、ボルトレート19.390、アントネッリ19.200。

フェルスタッペンがコースレコードを更新する素晴らしい走りでポール獲得。

フェルスタッペンポールも昨年覇者ルクレールは今年も4位

フェルスタッペンがポールポジションを獲得。

ウイングフラップをトリムしたことでストレートが伸び、結果ノリスに追撃を許さない形となった。

しかしウイングレパートリーが少ないレッドブルのマシンでポールを獲ってしまうフェルスタッペン、とんでもないです。

今回のレッドブルは整流目的でフロアボディのアップデートに着手しており、それが今回の結果にも噛んでいるのかもしれません。

予選がかなり重要視されているサーキットですが、ルクレールは昨年4番手から1ストップ戦略を遂行し優勝を成し遂げています。

セカンドロー辺りまでは戦略次第で十分に優勝できる可能性があります。

しかし今回のフェラーリにはレースペースでも前の3人には若干劣っている。

可能勢はゼロとまでは言わないが厳しい展開が予想される。

角田は戦闘で走らされた挙句デプロイ切れによってセクター3がかなり遅くなってしまった。

ハミルトンが前戦の黄旗無視による5グリッド降格なので9番手スタートとなります。

しかし角田はレースペースがかなり悪い。

いくら抜けないコースと言っても遅すぎてはどうにもならない。

アントネッリも6番手につけ取り敢えず一安心。

先ずは確実にポイントを取りに行くところから始めたい。

F1 2025第16戦イタリアGP FP1・FP2 フェラーリ地元で好調 – アルボンノート

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