後半戦初戦、オランダグランプリが開催されています。
後半最初のフリー走行、どうなるか?というところですが、ふたを開けてみればマクラーレンが圧倒的なパフォーマンスを披露。
他のチームからすればたまったものではありません。
少しでも多く走りたいところですが、相次ぐコースアウトや赤旗掲示により、思ったようにプログラムを消化できなかったチームは多かったのではないかと思います。
週末通して雨予報だった天気にも見事に裏切られ、金曜は晴れ。
天気も週末を左右する要素になりそうです。
どうにもならない差
FP3
セッション開始数時間前まで雨が降っていたようですが、開始時には晴れて路面はドライコンディション。
路面のラバーが流れたことがどう影響してくるか?
セッション最初は中団勢が続々コースイン。
中盤手前からトップチームがコースインし予選シミュレーションをこなしました。
結局このセッションもマクラーレンが1-2を決めました。

ノリスは唯一の8秒台を叩き出し、予選もフロントロー独占の様相が早速漂っています。
他のチームはセクター1が24秒台に対し、マクラーレンは少なくとも0.3秒以上も速い。
このコースもストレートは短く、コーナーが次々と登場するので、マクラーレンにとっては非常にありがたいコースでしょう。
3位はラッセルですが、2位のピアストリに対して0.6秒以上も離されてしまい、絶望的な状況です。

ピット手前でアロンソと接触しかけた一幕もありましたが、取り敢えずお咎めなしです。
4位にはサインツ、5位フェルスタッペン。
ルクレールは6位とフェラーリは金曜よりかは修正したものの、予選に向けて不安の残る出来でした。
7位アルボン、8位ストロール、9位ハジャー、10位アロンソと中団勢がトップ10の座を争ます。
アストンとウィリアムズが今のところ中団争いをリードしている展開ですが、予選はコースインさせるタイミング次第で、順位が変わる可能性はあるので油断は禁物です。
角田はセクター1はフェルスタッペンに近いものの、セクター2・3で大きく離されていしまいます。
ハミルトンも終始安定感がなく、マシンコントロールに苦しんでいる様子でした。
雨予報は何処へ?マクラーレンVSマクラーレン
後半戦最初の予選が始まります。
気温20.4℃、路面温度34.1℃でセッション開始です。
Q1
ベアマンがいきなり10.262。
角田10.661、ルクレール10.624、ハミルトン10.224。

ストロールはセクター3で左フロントタイヤをグラベルに落としスピン、ウォールに激しくクラッシュ。
マシンを壊しそのままピットへ、アタックできず。
フェルスタッペン9.754、ラッセル10.055、アントネッリ10.004。
ノリス9.469、ピアストリ9.627。
アロンソが9.950、ハジャー10.106、ローソン10.200。
サインツ10.355、アルボンは10.423。
ガスリー10.043。
ルクレールは中古ソフトで2度目のアタック10.387。
順位は上げたものの14番手と危ない位置、リアがずっと滑り続けている、大丈夫か?フェラーリ。
ノリスの2度目のアタック9.719、ピアストリは9.338。
ラッセルは9.676、ハジャー9.966、サインツ9.980、アルボン9.792。
ルクレールは3度目のアタックを新品で敢行し9.906で何とか9位につける。
ローソンは9.779、角田は9.954で何とかQ2へ。
Q1ではストロール・ベアマン・オコン・ヒュルケンベルグ・コラピントの5名が敗退です。
Q2
フェラーリが中古ソフトを履いてコースインです。
ルクレール10.034、ハミルトン10.140。
ラッセルは中古ソフトで9.636、フェルスタッペン9.122、アントネッリ9.661。
角田は9.622、アルボン9.652、ローソン9.726。
ノリスはいきなり8.874を叩き出す、アロンソは9.657。
ルクレール9.304、ハミルトン9.261とQ3進出へ大きく前進。
ラッセル9.313、アントネッリ9.453、角田は9.632。
サインツ9.472、ハジャー9.439。

ローソン9.383、アロンソ9.366でQ3進出に滑り込んできた。

Q2ではアルボン・ガスリー・ボルトレート・角田・アントネッリの5名が敗退です。
Q3
ここまではフリー走行の結果通りマクラーレンの独壇場です。
これを崩せるチーム、ドライバーは現れるのか!?
マクラーレンが余裕の先行コースイン。

ピアストリがいきなり8.662、ノリスは8.674と僅か足りず。
ラッセル9.245、サインツ9.940、アロンソ9.938。
ルクレール9.536、ハミルトン9.526。
フェルスタッペン9.048とここまでマクラーレンのタイムに肉薄できない。
ノリスは2度目のアタックでタイム更新も8.950とピアストリに僅か届かず。

ルクレール9.340、ハミルトン9.390。
ラッセル9.334、ハジャーが9.208を記録、なんと4番手に入ってきた!

フェルスタッペン8.925。
結局ピアストリが記録したファーストアタックのタイムを誰も塗り替えることはできなかった。
ピアストリが久しぶりにポール獲得。
決勝の天気は?・・・

ピアストリがポジションを獲得。
下馬評通りマクラーレンが終始速かった、最早戦いを挑めるチームが存在しない。
その要因はセクター1の速さです。
他のチームはセクター1が速くても23.7~台くらいに対して、マクラーレンは23.3秒台を叩き出す。
これだけで0.3秒以上ものゲインが生まれてくる。
特にザントフォールトはストレートが短く、コーナー間の間隔が短いのでマクラーレンにとっては非常に有利に作用します。
フェルスタッペンはマイナーアップデートながらも3番手、マクラーレンに対しては多少の差はありますが、やはりドライビングスキルは流石の一言。
決勝のレースペースは気になるところですが、トラックポジション重視のこのコースでは、ストラテジーさえ間違わなければ恐らく大丈夫でしょう。
そして今回4番手を獲得した伏兵ハジャー、安定感のあるRBの性能を限界まで引き出して見事な走りでした。
戦略に足を引っ張られなければいいのですが・・・
ラッセル、ルクレール、ハミルトンの3名はこの位置が妥当といったところでしょう。
フェラーリは今週末ずっと悪かったですが、一応ここまで持ち直してきました。
ローソンも8番手に入り、RBの素性の良さが伺えます。
アストンのアロンソ、サインツも検討しましたが、見立て通りRBが中団をリードする形となりました。
ストロールは調子が良かっただけに非常に勿体ない。
予選を走れていたらどこまで順位を上げられていたことか・・・
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