F1 シンガポールGP2025旅行記 2日目シンガポールのお国事情

現地観戦

初の海外旅行は、シンガポールでF1の観戦。

トラブルは少々あるものの、それ以外は何とか順調に旅を進めています。

初日の特筆すべき点はやはり、F1スタッフに履歴書を渡せたことでしょう。

普段やり慣れないことをしたので、精神的な疲れがどっと来ました。

ここからはシンガポール初日にの夜から、2日目の様子についてお話していこうと思います。

シンガポールからの洗礼

初日のセッションが終わってホテルに向かう帰路。

上陸してから水しか飲んでいなかったので、チェックイン前にホテルのすぐそばの中華料理屋で遅めの夕食を取ることにしました。

夜11時過ぎでしたが、チャイナタウンの飲食店は夜遅くまでやっているお店が多い。

しかし、この中華料理屋の問題はホール担当の中国人女性でした。

結論から言うと、早く注文しろ、席そっちじゃねーよここに座れ、食ったら早う帰れ。

・・・こんな感じでした。

日本人からしたらこんなの接客じゃないと感じる人がいるであろうという、酷いレベルの接客でした。

夜遅くなので牛骨麺とマンゴーサゴを注文。

サゴはどんな食べ物かというと、タピオカのような小さい粒粒としたものが入っているデザートです、中にはかき氷とカットされたマンゴーが入っています。

マンゴーのすっきりとした味わいのお陰で、暑いシンガポールではスルッと食べることができます。

食事を終えて直ぐ近くに予約していたホテルにチェックイン・・・の筈ですが、中々できない。

このホテルのチェックインは機械を使ってセルフで行う。

しかし漢字で登録してあったためか、チェックインが認められない。

画面にはフロントを呼んでくださいとあったが、フロントの案内書きに電話番号が2つもあったため、どうすればいいかと悩んでいた。

すると後ろから「日本人ですか」と日本人男性に声を掛けられる。

その方は予約内容を間違えてしまい、電話でフロントを呼びつけたそう。

シンガポールに着いて初めて日本語を使った気がします。

その人の用ついでに自分の用も済ませることに。

予約内容の再確認をしたうえでチェックインができない旨を伝えて何とかチェックインにこぎつけました。

メールアドレス長いですねー(チッ)

え?今この人舌打ちしなかった?

シンガポールではお客様は神様、の概念は無いようです。(場所や店によるとは思う。)

シンガポールの自動車事情

シンガポール2日目、この日のスタートは高級車自動販売機から。

最寄り駅のアウトラム・パークから2駅離れたレッド・ヒルという駅で降車。

駅を降りるとビル街だった中心地とは一転。

団地を中心とした住宅街に姿を替えます。

少し歩いて行くと学校もちらほらとありました。

住んでいる方は中国系の方が多かったです。

駅を降りて20分ほど歩いて行くと見えてきました。

高級車自販機で有名な”Autobahn Motors”です。

開店前の時間なので店内には入りませんでしたが、画像検索を掛けてみたあの映像が自分の目の前にありました。

なぜこのような建物にしたのか?

創業者いわく、子供のミニカーから着想を得たそうです。

ここも凄いことには変わりないのですが、周りのお店がもっと凄かった。

先ほどのお店から道路一本挟んだこのお店。

いきなりウラカンSTOがこのお店に入っていきました。

そしてお店の外にはBMWM4。

私が乗っているM4F82型の更新型G82が停まっています。

更に歩き進めていくと、自動車販売店が並ぶ通りに出ました。

ちらっと脇に目をやるとマクラーレン750s。

向かいの自動車販売店はランボルギーニ。

乗車駅に向かって歩いて行くとパガーニ!?

いえ、中をよく見てみるとマクラーレンしか停まっていませんでした。

それにしても凄い通りだ、観ているだけでもわくわくします。

ここでシンガポールのお車事情について話しておきましょう。

シンガポールは環境保全にとても力を入れている国です。

この国で自家用車を持つにはナンバー登録(どこの国も同じですが)が必要なのですが、その登録費用が桁違いなのです。

なんとナンバー登録だけで1000万かかります。

以前現地に在住するFトモファンの方とお話しする機会があったのですが、カローラでも乗り出し価格が1000万を超える。

この国では車は超高級品なんだ、と話していたのを思い出しました。

ただ、中心街では高級車が結構走っています。

この写真は初日に撮影したミレニアウォークの外の駐車場。

フェラーリにランボルギーニ、そしてマクラ―レン。

高級車ばかりじゃありませんか?

シンガポールで車を乗りまわしているのは、きっと億万長者なのでしょう。

ショッピングモールにはF1関連の展示が沢山

再び中心街に移動して、オーチャードロードと呼ばれるショッピングモールにやってきました。

店の外にはF1の広告でいっぱいです。

レゴブロックのF1マシンが展示されていました。

エルメスの化粧品を積んで作られたF1マシンも中々面白かったです。

店内に入ると、レッドブルのF1マシンの展示。

レッドブルのマシンの展示は何回も見ており、今までのものはデモカーでした。

しかし今回はいつもと違い、フロントサスペンションがプルロッドになっていました。

マシン展示の奥にはタグホイヤーの展示が。

QRコードを読み込んでブースの中に入る。

フェルスタッペンのグローブにシューズ。

ファンにはたまらないものが展示されていました。

金曜にメルセデスのマシンを見たラッフルズ・シティでは、ラッセルのヘルメット・シューズ一式が展示されていました。

国中がF1ムードってなんかいいなと思いました。

日ごとに増す荷物検査の厳しさ。

昼食を済ませ、金曜と同じゲートから入場を試みます。

並んでいる途中スタッフが熱中症で倒れてしまい、救急車で運ばれてしまいました。

現地のスタッフでも音を上げるほどの暑さ、シンガポールは湿気が多くずっと暑いです。

開門時間となり、再び厳しい荷物検査が待っています。

今回当たったのは、お固そうな眼鏡をかけた男性の検査官。

「これ何?」

「ノートです」

「中身見せて」

「これは?」

「財布です!」

「ちょっと待ってこれは?」

「パスポートとか入った小物入れです」

「中見せて」

淡々としていましたが、これでもかというくらいに荷物と中身を見られました。

厳しさは大事かもしれませんが、ここまで中身をじろじろと見られるのはあまり良い気がしません。

因みにもう一度言っておきますが、ノートの持ち込みは禁止ではありません。

それでもこれだけじろじろ見られるとなると、次回以降のシンガポールGPでのノートの持ち込みは少し考えなければと思いました。

入場と荷物検査に時間を取られてしまい、最初のプログラムであるPCCAはあまり見ることができませんでした。

この日もタイム計測。

PCCAは入場ゲートから近い場所で少し観戦。

この日は最終コーナーを陣取りこのコーナーでタイムを計測。

計測区間はターン18~フィニッシュラインまで。

勿論FP3もこの区間から計測します。

本来であればFP3は予選シミュレーションが中心の筈ですが、FP2で2度の赤旗が出てしまい多く走ることができませんでした。

その為FP3の前半は各チームロングランプログラムを中心に敢行していました。

ロングランの区間タイムは大体2.8秒前後が平均。

しかし、マクラーレンのみが2.78~2.79を叩き出していました。

各カテゴリーの最速タイムは、PCCA4.37、F1ACADEMY、F1はノリスの2.65秒。

フェルスタッペンが2.67秒、ラッセル・ピアストリが2.69秒、ルクレールが2.7秒。

高速コーナーを見れば車高の下がり具合がよく分かります。

フェラーリは相変わらず低いです、火花が一番出ています。

逆にアストン・RB辺りは下げ足りないように思えます。

FP2では最下位を独占してしまったメルセデスですが、この日は打って変わって急上昇。

恐らくセッティング変更が成功したのだと思いますが、これほどまで違ってくるのかというのがFP3における感想です。

FP3が終わると日が落ちて一気に暗くなります。

いよいよ予選が始まります。

トラックポジションが極めて重要なコースです。

0.1秒がこの予選の順位を左右します。

フリー走行から振り返って、トップチームは割と余裕でQ2進出を決めていました。

角田はラストアタックで10位に入り、何とかQ2進出。

ガスリーが出した黄旗の際に、角田らのドライバーが減速しなかったとして、予選後の協議に掛けられることになりました。

Q1ではガスリー・オコン・コラピント・ストロール・ボルトレートの5名が敗退。

Q2は1位から15位までの差が0.7秒しかないという超接戦でした。

角田はアップデートしたフロントウイングを使わせてもらえず、終始アンダーに苦しんでいました。

結果Q2最下位の15位で予選を終える形に。

問題なのは、まともにアタックできていないルクレール。

ミスを犯せばその時点でQ2敗退が決まってしまいます。

何とか6位に入ってQ3へ突破が決まりました。

文面の通り、心臓に悪いです。

Q2では角田・ローソン・サインツ・アルボン・ヒュルケンベルグの5名が敗退。

しかしウィリアムズはDRS使用時のリアウイングフラップの開き幅が85ミリ以下でなければならないというルールを破っていたため、予選の結果は取り消されてしまいました。

Q3

結果ラッセルがポールポジション獲得。

セッティングを変えてきたメルセデスがここまで速いとは正直誤算でした。。

ポールポジション獲得のラッセルがコースレコードを塗り替える素晴らしい走りでした。

マクラーレンはアップデートを止めてから他のチームに追いつかれ気味です。

しかし決勝で13点以上獲得できれば、コンストラクターズタイトルが確定します。

フェラーリは欠点の不安定さが露呈。

車高が低すぎるとのことですが、予選前に車高を上げたことが、コーナーでのパフォーマンス低下を招いてしまいました。

フェルスタッペンに関しては、よくわかりません。

イタリアで取り入れたフロントウイングのボルテックスジェネレーターはこのサーキットのような低速コースだと効果は薄いはず。

そもそもフロントウイングを替えただけでここまでパフォーマンスが上昇するのでしょうか??

シンガポールの予選が終わり前セッション終了。

早いものでこのシンガポールグランプリも残すは決勝のみとなりました。

英語でのコミュニケーションも少しずつ上達してきたと思います。

日曜日もシンガポールを全力で楽しむ、そんな気分でした。

F1 シンガポールGP2025旅行記 1日目、初の海外いきなりの大勝負 – アルボンノー

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