荒れ模様となった土曜セッション、予選ではノリスが連続でポールを獲得。
フェルスタッペンは2番グリッド確保、チャンピオン争いに首をつないだ。
明暗が分かれたフェラーリ・レッドブル・メルセデス。
Q1敗退になった3名のドライバーがどこまで順位を上げてこれるか?
コンストラクター2位争いにも注目です。
序盤事故多発
殆どのドライバーはミディアムタイヤを選択。
ヒュルケンベルグ・アルボン・コラピント・ボルトレート・ハミルトンはハードタイヤ。
アントネッリはソフトタイヤでのスタートです。
角田はピットスタートです。

レーススタート、ノリスがフェルスタッペンに思い切り被せる。

しかしそのせいかブレーキングが遅れオーバーラン、順位を守るつもりがポジションを譲ってしまった。
NOR2→1、VER1→2。
こうなってくるとマクラーレンは厳しい、ストレートが伸びないので。
ノリスはそれだけでなくラッセルにも先行を許してしまった。
ラッセルとサインツはスタートで順位が入れ替わっている。
NOR2→3、RUS4→2、SAI3→4。
ルクレールとアロンソが争っている。

チームメイトストロールはボルトレートにスタートで突進されてしまい。マシンストップ。
両者はリタイア。

ローソンはピアストリに突っ込んでしまい、フロントウイングを大破、引きずりながらピットへ。
ピアストリは接触によって順位を落としてしまう。
PIA5→7。
ハミルトンは19位から13位までジャンプアップです。
HAM19→13。
2周目、早くも角田がピットイン、ハードタイヤに交換です(2.5)。
ここでVSCが導入。
3周目ローソンがピットイン、ハードタイヤに交換しフロントウイングも交換。
4周目VSC終了、アントネッリがピットイン、ハードタイヤに交換です。
5周目ルクレールがベアマンをオーバーテイク。
LEC8→7、BEA7→8。
フェルスタッペンを追うラッセル、無線でステアリングの不調を訴えています。
11周目、アントネッリはコラピントを抜く。
ANT15→14、COL14→15。

12周目、ルクレールはブレーキングミスを犯したピアストリを攻略。
LEC7→6、PIA6→7。
13周目、ルクレールはハジャーも抜いた。
LEC6→5、HAD5→6。
アルボンはハミルトンと接触、フロントウイング翼端板をコース上に落とす。
14周目、アルボンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(3.9)。
壊れたフロントウイングはそのまま、実はこっちの方がフレキシブル効果が出て速くなる、案外このまま走り切るかもしれない。
と思っていたところ15周目にアルボンが再びピットイン、今回はノーズも交換です(11.3)。
アントネッリがフライングで5秒ペナルティが付きました。
しかし実際のところ、ほぼ通常のスタートのようにも見えた、アントネッリは納得がいっていない様子。
序盤は事故多発で荒れた、中盤後半はどうなっていくのか?
トレインだと中々抜けない
16周目、アルボンの落とした翼端板撤去のため、VSCが再び導入。
しかしこれは直ぐに解除されその周回のうちにレース再開。
出遅れたハジャーをピアストリが捉えた。
PIA7→6、HAD6→7。
17周目、アロンソがピットイン、ハードタイヤに交換です10→15。
18周目、ラッセルがピットイン、ハードタイヤに交換です(2.2)2→7。
ベアマンもピットイン、ハードタイヤに交換です(3.1)7→15。
20周目、アルボンは先ほどのハミルトンとの接触の件で5秒ペナルティです。
ラッセルはハジャーを攻略。
RUS7→6、HAD6→7。
21周目、ハジャーがピットイン、ハードタイヤに交換です(2.9)7→11。
10位まで浮上してきたハミルトンはオコンを漸く捉える。
HAM10→9、OCO9→10。
22周目、ピアストリがピットイン、ハードタイヤに交換です(2.7)5→10。
23周目、ノリスがピットイン、ハードタイヤに交換です(2.5)2→4。
サインツもピットイン、タイヤに交換です(2.6)3→9。
ピアストリはタイヤの温まらないサインツをオーバーテイク
PIA10→9、SAI9→10。
25周目、ルクレールがピットイン、ハードタイヤに交換です(2.7)2→9。
ルクレールは先にピットインしたピアストリにアンダーカットを決められてしまう。
フェラーリこれはピットに呼ぶタイミングが遅すぎた。
26周目、フェルスタッペンがピットイン、ハードタイヤに交換です(3.0)。
ピットワークで多少のもたつきはあったものの、ノリスの前でコースに戻れた。
28周目、オコンがピットイン、ハードタイヤに交換です(3.2)7→13。
角田が2度目のピットイン、ミディアムタイヤに交換です(2.2)。
30周目、ハミルトンがピットイン、ミディアムタイヤに交換です(3.1)5→10。
31周目、ヒュルケンベルグがピットイン、ミディアムタイヤに交換です4→9。
32周目、ベアマンがアロンソをオーバーテイク。
BEA12→11、ALO11→12。

34周目、ノリスがラッセルをオーバーテイク。
NOR3→2、RUS2→3。
ノリスは無線でフェルスタッペンを追うよう檄を飛ばされる。
ペースアップを試みるもフェルスタッペンとの差は中々縮まらない。
両者は34秒前半とファステストラップを連発、2人が異次元の走りを見せています。
37周目、アルボンはピットへ戻りリタイア。

序盤にハードに履き替えたアントネッリは後方にピアストリとルクレールを従えながら走る。
DRS圏内に入られても、ピアストリの先行を許さない。
ルクレールもDRS圏内に迫るも、ピアストリを抜くには至らない。
アントネッリのタイヤは限界に近い、しかし残り数周でまさかのペースアップ。
こちらも自己ベスト連発でピアストリをDRS圏外に追いやってしまった。
ルクレールもDRS圏内から外れる。
アントネッリとピアストリとの差がどんどん開く。

フェルスタッペンを追っていたノリスも結局差を縮めることができず、反撃もここまで。
フェルスタッペン、圧巻の走りでラスベガスGP勝利です。
ルクレールは最終ラップでアントネッリとの差が5秒以上開いてしまい、6位フィニッシュ。
レース後に待っていたまさかの結末。

今回のレースはフェルスタッペンが勝利しました。
勝負はノリスの飛び出しにより、1周目で決まってしまいました。
その後は危なげない走りで、余裕の勝利です。
しかしノリスは2位を死守したことで、チャンピオンシップが俄然有利な状況。
勝てなくても表彰台に乗り続ければチャンピオンになれる。
ラッセルはステアリングトラブルを抱えながらも安定感のある走りで3位。
アントネッリは限界に近いハードタイヤで自己ベストを更新する驚異的な走りで5位までリカバリーしてきました、力のある良いドライバーです。
ルクレールはあと0.2秒早くフィニッシュしていれば5位でした。
ピットインのタイミングも遅いですし、アントネッリの5秒ペナルティをルクレールに伝えていたのだろうか?
何をやっているんだと言いたい。
レース後、チャンピオンシップを有利に進めているマクラーレンがスキッドブロック摩耗の規定違反によりまさかの失格。
42点差だったノリスとフェルスタッペンの差は24点差に修正。
更にピアストリはフェルスタッペンに並ばれ、勝利数の差で3位に後退。
アントネッリは17位スタートから3位に繰り上がり。
ルクレールは0.2秒早かったら・・・と何度も言いたくなるような結果です。
マクラーレンの失格によりチャンピオン争いは尚更分からなくなってきました。
次戦マクラーレンが有利と見ているカタールですが、マクラーレンが車高を上げざるを得ないとなってくると話が違ってきます。
ノリスが逃げ切るか?それとも・・・
渋谷のパブリックビューイング
今回投稿が遅れていますが、管理人は渋谷のパブリックビューイングに当選したためです。
10時受付開始でしたが、暇でしたので宿泊先の新宿駅前を7時前に出発、神宮球場をぐるっと回って1時間半くらいかけて渋谷へ。

8時40分くらいに着いてしまったので、エレベーターで17階にあるCELAVI TOKYOへ。

流石にまだ準備中でした、一旦エレベーターで下へ降ります。
10時前になると受付の待機列に並び10時に順次案内されました。
8時40分時点で誰もいなかったので当然管理人が一番前でした。

上に上がるとレーシングスーツの展示が。


階段を使って18階に上がると、シムに角田のヘルメットがありました。
最初は空いていましたが、レースの時間帯になるとぞろぞろと人が集まってきました。
今回700人という規模ですが、密度が高いです。
階段が無いので、帰りのエレベーターは大行列でした。
いつもは一人で見ていますが、大人数でみるのも良いと思いました。

来年もこういった形でパブリックビューイングが行われると良いですね。


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