昨日からF1が開幕しました。
今年で現行レギュレーションは最終年です。
マシンの形状は速いチームの模倣の為似てきている。
レースペースはとにかく、予選は接戦が予想され一つのミスが命取りとなってきます。
昨日の時点ではフェラーリとマクラーレンによる一騎打ちと予想しましたが、どうなるでしょうか?
FP3総括、予選は混戦模様
FP3は多くのチームが予選ペースのプログラムを敢行、しかし一部のチームではハードタイヤを履いての走行からスタートしていました。

開始2分でベアマンがブレーキングを誤りサンドトラップにコースアウト。
ターンイン直前に左タイヤがグラベルにはまりブレーキング時にコントロールを失った。
昨日の今日でこれは印象が悪いです、しかもこれは明らかに自分のミスでした。
数分の赤旗を挟みセッション再開。
フェルスタッペンの予選ペースが良いです、やはり今年も2日目以降に修正を掛けていくようなスタイルとなるでしょう。
対してローソンはコースインをするも直ぐにピットへ戻っていきました。
マシントラブルの様です、ベアマン同様FP3を走れなかったのは予選で間違いなく響いてしまうでしょう。
フェラーリ、マクラーレン、メルセデスといったトップ4のドライバーたちが次々にタイムを上げていきます。
マクラーレンと並んで本命視していたフェラーリですがタイムが上がっていきません。
ルクレールはオーバーステアを訴えていました。
コーナーが多くなるセクター3で他のドライバーよりも後れを取ってます。
ハミルトンはもう少しマシンに対する理解が深まれば、トップ争いに加われるでしょう。
フェルスタッペンと並んで良かったのがメルセデスのラッセルでした。
こちらも昨日はリアの不安定さによりスピンを連発していましたが、見事に修正です。
アントネッリはラッセルのタイムと比べると見劣りしてしまい勝ちですが、ルーキーであることを考えれば上々の立ち上がりだったと思います。
FP3を見る限りではマクラーレンが予選で若干一歩リードといったところか?
ノリスは10位フィニッシュもセクター3でタイムを上げてきています。
ルクレールとは逆です。
トップタイムのピアストリは、セクター1が速い、全体的に上手くまとめ上げた印象です。
ウィリアムズはどうやら本物の速さの様です。
両ドライバーともハードコンパウンドで走り始め、いきなり2・3位のタイムを叩き出します。
その後タイムを更新されますが、サインツ6位、アルボン7位。
予選でもトップ4相手に食い込んでくる可能性は十分にあります。
クラッシュによりスペアカーが無かった昨年を考えれば、マシンの安定感はグッと上がり大躍進と言えるでしょう。
トップタイムから10位までのタイム差は僅か0.676とかなりの接戦が予想されます。
シーズン最初の予選
今シーズン最初の予選です。
気温29℃、路面温度39℃でスタート。
アルバート・パークはトラックエボリューションが高いので、コースに出るタイミングは非常に重要です。
ベアマンはギアボックストラブルで走れず。

ローソンはフロントウイングのノーズを接続型にしている為か、アンダーステアを続発。
ミスを連発しラストアタックを取りやめ、Q1敗退が確定。
アロンソはセクター1・2パープルもセクター3で失速もQ1を突破です。
マクラーレンの2名にフェルスタッペン、ラッセルそしてルクレールの差が小さい。
ポール争いはこの5名に絞られそうです。
Q1ではハースの2名、ローソン、ヒュルケンベルグ、アントネッリが敗退。
ボルトレートはラストアタックで何とかQ1突破です。
いきなりヒュルケンベルグに勝ってしまうとは、今年のルーキーはレベルが高いです。
アントネッリが1000分の9秒差でQ1敗退、フロアにトラブルを抱えていたようです。
苦いF1初予選となってしまいました。
Q2
いきなりフェルスタッペンが15秒5を叩き出します。
ルクレールは15秒8。
その後も続々と15秒台後半に乗せます。
Q2突破の基準タイムは16秒台を切ることが条件になりそうです。
RBとフェラーリはタイミングをずらしてコースインさせています。

しかしハミルトンはセクター3でスピンを喫するもQ3進出は決めた。
その割を受けたのか?ドゥーハンはセクター2までは僅か0.175秒落ちでしたが、セクター3で大きくタイムを落としてしまいQ3進出できず。
タイミングをずらした角田は8位でQ3進出、ハジャーは0.085秒足りず惜しくも11位でQ2敗退。
Q2ではボルトレート、ドゥーハン、アストンの2名、ハジャーのが敗退。
Q3
ハミルトンはユーズドソフトでコースインします。
タイムはいよいよ15秒台前半に突入しました。

しかしルクレールは15秒755、ハミルトンは15秒973タイムが伸びてきません。
ラッセルは15秒5。

マクラーレンは地元ピアストリが15秒180で暫定トップ。
しかし直後にノリスが15秒096でタイム更新。
3位のフェルスタッペンを約0.4秒も突き放しマクラーレンが余裕のフロントロー独占。
ルクレールはラストアタックをせず。

角田のラストアタックはセクター2でトウを上手く使い5番手でフィニッシュ。
RBは予選においてドライバーを出すタイミングが本当に上手くなりました。

アルボンも6位、ウィリアムズは昨年スペアカーが無いと騒いでいましたが、それを考えれば大躍進です。
ディフューザーの設計自由度がここまで重要だということを改めて認識させられました。
ティフォシとしては残念な結果に終わりましたが、明日は雨予想ということでフェラーリはリアウイングを立てている。
レースペースは良いので明日の挽回に期待です。
逆にマクラーレン、メルセデス、レッドブルはリアウイングのフラップを削っているので、これが決勝でどう影響が出るのか?
リアウイングのトレンド
バーレーンテストからオーストラリアにかけて多くのチームがマシンを大幅にアップデートさせてきましたが、特に目立ったのはリアウイングのロワフラップ形状。


マクラーレンとフェラーリのようなロワフラップの湾曲がV字形状で、このトレンドにメルセデスを始めとする他のチームもこの形を取り入れてきました。
全開区間が長くストレートスピードが必要。
しかし高速コーナーが混在するようなコースでは、空力効率を考えたこのような形のウイングが使われることになりそうです。

FP3では好タイムを出したレッドブルのフェルスタッペンですが、レッドブルは今年も予算削減の為新しいリアウイングを作っていません。
その為レッドブルのリアウイングのロワフラップはU字型ですが、V字型のフラップよりはダウンフォースの量は少ないと見ています。

しかしそれでもあのタイムを出せるのはフェルスタッペンの腕なのか?
それともマシンの限界値は高く乗りこなせればかなり速いものなのか?
レッドブルのマシンは考えれば考えるほど分からなくなってきます。
逆にブルズのマシンはこの2週間でサスペンションに対する理解が深まってきたようです。
ブルズのマシンは限界値が低いマシンですが、安定感がある。
運転しやすいということはそれだけ限界を引き出しやすいということです。
角田もハジャーもマシンの限界を上手く引き出せているということではないでしょうか?
各チーム予選の差はかなり拮抗してきましたが、問題はレースペースです。
ここはまだトップチームと中団勢の間には大きな差があるので、上位を目指すためにはこの部分の改善が今後のシーズンに影響が出て来ると思います。
金曜セッションはこちらから
コメント