メカニズム(空力学・自動車構造)

メカニズム(空力学・自動車構造)

タイヤの基礎基本 タイヤの歴史、数値の読み方分かりやすく教えます。

タイヤのあの数値は何だ、この数字は?ということでお困りの方にタイヤの基礎知識を分かりやすく教えます。 タイヤはどのようにしてでき進化をしてきたのか、という歴史なども合わせて説明していきます。 この機会にタイヤについて詳しくなりましょう。
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ウェットサンプとドライサンプ オイル循環方式の違いによるメリットデメリット

過去の投稿でBMWの市販車の設計コンセプトについて触れていきましたが、その際にエンジンのような重量物をなるべく車体の中心に配置する”マスの集中化” によってハンドリング性能を向上させているとお話ししました。 BMWが取っているコンセプトのよ...
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市販車から見る空力学東京オートサロンで見てきた市販車を元に解説していきます。

突然ですが、”モータースポーツは走る実験室”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 自分もその通りだと思い、サーキットでの全開走行を通して安心して市販車を使えるという信頼性、空力効率であったりと 全開走行を通して磨かれる技術や生まれる技術があると思います。 今回はモータースポーツ由来の空力学を見ていきましょう。
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インウォッシュ(内向き渦流れ)とアウトウォッシュ(外向き渦流れ)

これまでに触れてきた空気の流れは ベルヌーイの定理 ベンチュリ効果 といったF1の空力を語るにおいて初歩的なお話をしてきました。 F1マシンの周りを流れる空気はとても複雑です。 直線的な空気の働きを利用した機構はもちろんのこと、渦流れを使っ...
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F1空力学基礎。温度や標高による空気密度の違いがマシンに与える影響とは?

空気の働き方が変わる条件は空気の速度だけではありません。 温度や湿度、標高の高さによって空気の働き方や量に違いが生じてきます。 標高が高い時は、酸素濃度が薄いので空気の密度は低い 平地の場合は、標高が高い場所に比べると空気の密度は高いですが、ある条件によって密度は大きく違ってきます。
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速度域による抗力の違い。市販車を例に空気の働き方を見ていきましょう。

車選びの際には、荷物の積載量や、乗車定員、燃費などは気にするけど他の数値は気にしない。という方は多いのではないでしょうか。 ですがCD値(抗力係数)は、燃費性能など車選びの際に気にする重要な要素と深く関りを持っているのです。 CD値が低ければ低いほど空力特性が優秀、燃費も良く少ないエンジンパワーで済むということです。
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空気抵抗は数値化されている。市販車にも使われる(CD値)とは何か?

F1マシンが発生しているダウンフォースの量はとてつもなく多いですが、同時にドラッグも比例して増えていると説明しました。 最高速域でのダウンフォース量は、車重の3~4倍であるということも説明しました。 今の現代社会では、移動の際には必ずと言っていいほど車を使用する車社会です。
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空力学の基本、グランドエフェクトを増進させるベンチュリ効果について解説します。

前回の投稿でグランドエフェクトカーについてお話しさせて頂きました。 現行マシンにおけるダウンフォース発生源はグランドエフェクトによるものです。 そのグランドエフェクトの働きをより強めるものがベンチュリ効果です。 どんな空気の働き方をしているのか画像を使って徹底解説します。
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空力学基礎。グランドエフェクト(地面効果)とは?現行マシンに欠かせない空力効果

レギュレーションによって、マシン製作に対する自由度がどんどんなくなってきていますが、その中でも少しでもダウンフォースを工夫して生み出そうとする、F1チームのメカニック・エンジニアの方々には本当に頭が上がりません。昔のマシンは、チームごとに個性が出ていて面白いですし、第一こんな構造よく思いつくなと感銘を受けるほどです。
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ダウンフォースの発生原理とは?F1の空力を知るための第一歩を学びましょう

F1の技術を知るための初歩中の初歩としてダウンフォースについて紹介いたしましたが、空力学について少しづつ核心をついていきたいと思います。 空力学の世界はとても奥が深く、空力学の世界には色々な力学、科学的理論があります。 難しい言葉や訳の分からない科学的理論などが出てくるとは思いますが、簡単な説明を心がけて参ります