前回は輸入車の維持の仕方について触れていきました。
簡単な故障は自分で部品を調達して、自分で治し方を調べて治す方が維持費を安く抑えられるということをお話ししました。
今回は部品の探し方についてお話ししたいと思います。
今回はネットショッピングサイトでの探し方は勿論、専用のOEMサイトでの検索方法にも触れていきたいと思います。
引き続きBMWユーザーの方は必見です。
社外部品の探し方
私が考える社外部品の探し方は2つあります。
一つはYahooショッピングや楽天などの大手のショッピングサイトから探す方法。
大手のショッピングサイトで買える部品も多いのですが、手に入る部品の種類には限度があります。
ショッピングサイトでお勧めしたいのはeBayです。
eBayは世界最大の海外ショッピングサイトです。
決済方法はクレジットカード決済は勿論eBay特有のPayPalが採用されております。
PayPayの海外版と言ったところでしょうか?
PayPalは万が一トラブルが起こっても返金対応が可能など、保証も整っています。
eBayは基本的の海外の売り手との取引になるので、売り手の評価などをよく確認する必要があります。
英語でのやり取りとなるので、取り引きの際には文法には十分注意が必要です。
到着予定日がアバウトであったり、税関を通す際にもたつく場合もありますので、売り手と取引交渉を重ねて決めていく必要があります。
住所が間違っていると、荷物が売り手に送り返されることになり、その分手数料を取られてしまうので、個人情報の確認は入念に確認することをお勧めします。
基本送料は買い手負担であることが多いです。
BMW専用のOEM品検索サイト
私がBMWのOEM品を探す際に活用しているサイトを紹介します。
というサイトです。
私は普段利用する時はReal BMWで検索をかけています。
使い方は
- シリアルナンバーを入力(大抵は7桁のローマ字と番号を合わせたものになっているはずです)
- 製品欄の選択(クルマかバイクを選択)
- カタログの選択(現行かクラシックモデルかの選択)
- シリーズの選択(自分の乗っている車種を選択して下さい)
- ボディ形状の選択(クーペ、セダン等)
- モデルの選択(320i、320d、330iといった選択肢が出ます。)
- 地域の選択(EUR、USA等)
- 生産月(年式を選択、製造月は分からない方は大体で大丈夫です。)
- エンジン型式の選択
- ハンドルの左右を選択
これらの情報を入力し終わるとパーツを見るという欄が出てきますのでそれをクリックします。
パーツを見るという欄をクリックするとエンジンなどを始めその車両の部品全てを見ることが出きます。
どう探していいか分からないという方の為に、検索欄が用意されています。(この画面では確認できませんが)
例を挙げますと私の車が以前バルブトロニックの警告が点いたので、バルブトロニックで検索を掛けてみます。
検索を掛けた結果がこちらです。
上から2番目のバルブトロニック サーボモーター ハーネスというものが該当します。
該当する部品をクリックすると次の画面に進みます。
該当する部品の数字が黄色で囲われているのが分かりますか。
黄色で切り抜かれている行の右側に数字が書いてありますが、そちらが部品番号になります。
12517849627がバルブトロニックの部品番号になります。
この番号をコピーするか、紙に書いて控えておきます。
早速検索を掛けてみましょう。
検索を掛けた結果が上の画像になります。
バルブトロニックの部品に関して色々出てきましたが、最も該当する画像は赤矢印の画像なのでクリックしてみます。
先ほどRealOEMで検索を掛けた際に出てきた画像と同じものが出てきました。
どうやらeBayで販売されている製品の様です。
商品の説明に部品番号が掛かれていますが、こちらも先ほど検索を掛けた際に表示された部品番号と完全に一致しています。(青下線)
しかし、取引相手は海外の売り手なので、年には念を押して適合確認は必ず取ることをお勧めします。
製品の状態についても新品か中古品かの記載が無ければ確認を取ると良いでしょう。
兎に角念押しです。
あくまで一例ではありますが、このようにして部品を探しています。
自分で部品を探すメリット
今回は部品取りの仕方を簡単に説明しましたが、ご理解頂けたでしょうか?
あくまで私がBMWユーザーなのでBMWを一例に説明させて頂きましたが、探せば他のメーカーのOEM品を取り扱うサイトは必ずあるはずです。
自分で部品を探すことのメリットは費用を安く抑えられることだけではなく、構造に関して詳しくなれることだと思います。
この部品はこのような造りになっていて、この部品と繋がっており、ここの部分は弱くて壊れやすい。
という感じで分かっていれば早めの対応をすることができます。
壊れた状態のまま乗っていれば、他の部分にも支障が出たりします。
自分で治すことができないにしてもこういった事ができるというのは一種の強みになるはずです。
今の時代修理方や部品に関してはネットやYouTubeを検索すれば出てきますので、動画を通して勉強するのも一つの手段でしょう。
維持費を浮かせたいけど何をやって良いのか分からないという方の為にこの投稿が少しでも役に立てれば幸いと考えております。
今回もご一読いただきありがとうございました。
F1はまだオフが続きますので、引き続き番外編をお送りしようと考えてますのでよろしくお願いします。
コメント