今週はF1が開催されないため今回は番外編としてアルボンーノートはどうやってまとめているのかを紹介したいと思います。
この記事を書くことにしたきっかけとして、先日ゴールデンウィーク中に数年前に知り合った後輩に会う機会がありました。
彼はF1を見ている訳ではないですが、有難いことにアルボンノートに関心を持ってくれていました。
社会人として仕事をしている傍ら空いている時間でノート書きまとめたりブログを書いたりしているので、普段何やっているんですか?と質問攻めを受けたりしました。(笑)
「会った際に聞きたいことが山ほどあるんです。」みたいな感じでしたかね。(笑)
こんな私に興味を持っていただけたことは本当にありがたい話なので、質問されたことについては真剣に対応させて頂きました。
ノートに関しては書き始めて3年8ヶ月ぐらい経過しています。
簡単に言ってしまえばこんな生活を4年近く続けているわけでして・・・
実際鈴鹿に行った際に、周りのF1ファンからもこんな事をしている人は初めて見たと言われるほどでした。
今回は番外編として、いつどの様に勉強しているのか、を自分の過去と照らし合わせながら紹介していきたいと思います。
独学はとにかくたくさん調べろ!
私のように自動車の専門学校を出た訳ではない人間が、F1(車)について勉強するには、独学で勉強をするという選択になると思います。
昔と違いネットにアクセスし、知りたい事を検索すれば色々な記事が出ています。
すごく便利なことです。
しかし裏を返すと情報量が多いということは、それだけ色々な見解であったり、中には間違った知識を拾ってしまうことだってあります。
これが独学の落とし穴だと思います。
どうしたら良いのか・・・
私はとにかく沢山調べるということを意識しています。
例えば知りたいことに対する記事が100あったとしたら100全て調べるといったことです。
沢山調べていくうちに分かってくることは、文脈が違っていてもどこかで必ず共通点が出てくることです。
この共通点をつなぎ合わせて自分なりの理屈理論を作り上げていくようにしています。
100ある記事全て違うことが書いてあった場合には、調べたいことの大元を調べて理屈や構造を理解したうえで、正しいと思う記事を拾いあげるようにしています。
正しい知識を身に付けるために時間と根気をかける必要があるのです。
例え間違った記事だったとしても、色々な視点の考え方を学べるので、頭の片隅に留めておくようにしています。
それにそれがいつか活きる時が来ることだってあり得ます。
次に私は写真のように英語訳のノートも書いています。
英語訳のノートを書く際の注意点はずばり”翻訳”です。
翻訳できるサイトでしたら日本語を英語にそのまま直して書きますが、問題は英語翻訳ができないサイトというのが中にはあります。
そうした時の対処法として、例えばスマホで検索をかけて、翻訳できなかった場合は、パソコンを使ってかけてみる。
それでも翻訳できなかった場合は、翻訳したい文章をコピーしてGoogle翻訳で翻訳します。
こうなると非常に手間と時間がかかります(笑)。
独学は時間と根気が必要です。
それ故に挫折も多いですが、知識が構築されてきた時、それが大きな武器になり自信にもなります。
ルーティーンで”習慣化”を身に付ける
ルーティーンという言葉を耳にしたことはありますか。
そもそもルーティーンとは何か?
簡単に言ってしまえば決まった時間やあることをする前に必ず行うこと。又は動作と言えるでしょう。
スポーツ選手によくみられる行動です。
ルーティーンを行うことで自分の世界に入り集中力を極限にまで高める。
私の場合は決まった時間に何をするか、ということを決めることで習慣化を身に付けています。
私は元々野球をやっていたのですが、ルーティーンが始まっていたのは恐らく小学校中学年頃。
毎晩8時半になると父と兄で自宅で自主練習をしていました。
庭に簡易照明を付けてトスバッティング。
屋内外でゴロ捕球の練習やキャッチボールもしたりしました。
狭い家の中でも出来る事をやろうと父が自分達の為に色々と考えてくれたそうです。
私が中学に進学すると同時に兄が高校に進学したことで、自主練習の時間は夜から朝に変更。
この頃から朝は5時に起き自主練習を行っていました。
この習慣は引退した今でも続いています。
この頃から私がルーティーンという言葉に関心を持ち始めました。
ルーティーンに興味を持ったきっかけはイチローでした。
イチローが打席に入る前の動作、毎朝カレーを食べる(嘘という説もある)という有名なルーティーンがありますが私が父から教えられたのは
時計が無い場所でも、イチローの動きを見れば今の時間が分かる。
というものでした。
父から「お前もそれを目指せ」と言われてから、1日の生活リズムやルーティーンというものを強く意識するようになりました。
私の現在の一日のスケジュールは下記の通りになります。
平日と休日のスケジュール
平日 | 休日(予定なしの場合) | ||
5:00 | 起床 | 6:00 | 起床(洗車する際は5:00) |
5:04~5:35 | 勉強 | 6:01~6:29 | 勉強 |
5:36~5:47 | トレーニング | 6:30~6:45 | 朝食(朝食後歯磨き) |
5:48~6:03 | 朝食 | 8:00~10:30 | 勉強・ブログ・シミュレーター |
6:04~6:30 | 歯磨き(終了次第勉強) | 10:30~11:30 | 散歩・ランニング |
6:31~7:36 | 二度寝 | 12:00 | 昼食 |
7:50 | 出社 | 12:45~13:00 | 仮眠 |
12:00~13:00 | ~12:20昼食~12:50勉強 | 13:02~15:30 | トレーニング((ここ最近は)自転車立ち漕ぎ約2時間) |
17:10 | 退社 | 16:00~18:30 | 勉強・ブログ・シミュレーター |
17:30~19:00 | 勉強・ブログ・シミュレーター | 18:30 | 夕食(夕食後歯磨き) |
19:30 | 夕食(夕食後歯磨き) | 20:00 | 入浴 |
20:30~21:30 | 勉強・ブログ・シミュレーター | 20:30~21:30 | 勉強・ブログ・シミュレーター |
21:30~22:00 | 自由時間 | 21:30~22:30 | 自由時間 |
22:00 | 就寝(遅くとも22:30までに就寝) | 22:30or23:00 | 就寝 |
とこのように何十年もルーティーンを意識してきたせいか、毎日分刻みで生活しています(笑)。
意識していることは空いた時間の有効活用です。
時間ごとの過ごし方の解説をすると
空いた時間にとにかくF1の勉強をするようにしています。
朝食前に勉強をすると捗るということを以前調べて知ったので取り入れるようにしました。
平日5:04にから勉強となっていますが、5:00丁度にアラームをいつもかけています。
しかし早い時間なので中々起きようという気になりません。
ケジメを付けるという意味合いで4分だけ自分に猶予を与えるようにしています。
所々にある勉強・ブログ・シミュレーターについては、その日によって違い、勉強やブログの進捗状況によって割く時間を変えています。
勉強が進んでいない時は、全て勉強に時間を割くこともありますし、ブログが進んでいない時には、勉強を速めに切り上げてブログを書く時間を多くする、といった感じです。
基本勉強とブログを優先的に、シミュレーターはこの二つが完全に済んでからやるようにしています。
シミュレーターはその時F1が開催されるコースの下見をする、といった意味合いで使用しています。
勿論自分のストレス発散としても使用していますが。
寝る30分前には自由時間を設けるようにしています。
ずっと勉強やブログをやっていると煮詰まってきてしまうので、一日の終わりは基本自分がその時やりたいことをやり、気分を良くしてから寝るようにしています。
但し、勉強やブログの進捗状況によっては自由時間を削ることもあります。
睡眠時間は最低でも7時間以上設けるように心がけています。
一日の疲れはなるべく睡眠でとるようにしたいからです。
就寝時間が早いのは次の日も100%で臨めるようにという意味合いもあります。
この生活リズムのお陰で体調を崩すということが殆どありません。
2・3年に一度の周期で体調を崩す程度です。
幼稚園から高校まで皆勤できたのもこのルーティーンを守り続けたお陰かも知れませんね。
休日のトレーニングについては出来る限り2~3時間は取るようにしています。
野球をやっていた頃は、10時間近く練習が当たり前でしたが、辞めたからと言って突然何もしなくなるのはまずいと感じたからです。
この先野球をやるつもりはありませんが、パフォーマンスの低下を防ぐための維持するトレーニングという意味合いでも行うようにしています。
突然パフォーマンスが落ちて惨めな思いをするのが嫌だからです。
・・・以上が私の一日(ルーティーン)になります。
続けたいことが続かない、ということがある方は決めた時間に決まったことをする”ルーティーン化”することで習慣にしていきましょう。
目標設定を低くして継続力を養おう
ここで皆さんに考えてもらいたいことがあります。
三日坊主で終わってしまう人ってどんな人でしょうか?
私の考える三日坊主の典型を挙げさせてもらうと
”思い付き”、”意思が弱い”、”目標が高すぎる”
の3点だと思います。
そこで私が継続力を養うためにお勧めしたいのは
”目標設定は低く”、”時間や回数は短く”、その代わり”毎日継続”
の3点です。
これはとあるスポーツ選手も実践しているやり方だそうです。
例えばですが、365日何もしない人と、365日毎日腹筋を1回だけでもやり続けてきた人は本当に僅かであっても必ず違いが表れてくると思います。
目標設定が低すぎると中々成果を実感しにくいですが、そこで焦らずに少しの成果でも実感するまでは根気よく同じ回数を繰り返し毎日行うこと。
成果を感じ始めるようになってくれば、達成感や変わり始めていくことに対して楽しさを覚えてくるはずです。
そうなってきたときにもっと高い成果を期待したくなるはず。
そのタイミングで初めて回数であったり時間を変えてみたりすると良いと思います。
私もF1を観始めた頃は全くの無知で、何から勉強し始めればいいか訳の分からない状況でしたが、毎日コツコツ勉強し続けてきたお陰で、今は技術解説ができるレベルまでの知識を持つことができました。
特に新しいことを始めるときは、難しいことに当たると挫折してしまい勝ちなので、初めのうちは前述通り目標設定を低くすることから始めてみてはいかがでしょうか?
ありきたりかもしれませんが”継続は力なり”です。
学ぶことを止めた人間はそこで終わる
私が生きていく中で大事にしていることはいくつかあるのですが、その中でも特に大事にしているのが
”学ぶことを止めた人間はそこで死ぬ”
です。
この言葉を強く意識するようになったのは社会人になってからです。
仕事についた際に思ったことは覚えなければならないことがとにかく多いと感じました。
何も考えずに仕事をしていたら、ついていけないだろうしミスのリスクも高まる。
そう感じた私は、色々な本や参考書を読み、物事の取り組み方、考え方等を学びました。
学生を卒業すれば勉強しなくていいんだ、とお考えの方いらっしゃったらそれは大間違いです。
むしろ逆、社会人になってからの方が勉強する時間が必要になってきます。
これは私個人の考え方ですが、勉強したいことはなんで良いと思います。
資格取得やお金の勉強などは勿論、自分の好きな事であったり、趣味でも良い。
とにかく勉強をしてみることです。
例え仕事と全く関係ないことを勉強したとしても、それが回りまわって仕事で約に立つ時が来るかもしれません。
知識や教養を身に付けておくだけでも大分違ってくると感じています。
勉強のお陰でもしかすればそれを仕事にすることができる可能性だって生まれてくるかもしれません。
学生時代の勉強も大事ですが、社会人(大人)になってからの勉強の方がもっと大事だと自分は思います。
しかし、こんな素人に毛が生えた程度の私のノートにここまで関心を持ってくれていることは本当にありがたい話です。
そういって頂ける方の為にもノートを一生懸命書き続けたいですし、自分自身をもっと磨かなくてはいけないという気持ちにもさせてくれます。
少年野球時代の恩師の教え
最後に私が大切にしている言葉を紹介します。
”間違った努力は自らをダメにする”
です。
この言葉は少年野球時代の恩師から受け取った言葉です。
恩師は高校時代にレギュラーとして甲子園に出場し元木大介率いる上宮高校と対戦しています。
そういう大舞台を経験してきた方の一言でしたのでとても身に沁みました。
「いくら沢山努力をしても考え方や方法を間違えていれば、その努力は簡単に自分を裏切るよ」
という恩師の言葉は16年経った今も自分にとって大切な教訓として活かしています。
つまりこれまでの話を踏まえると、間違った知識を身に付けては意味ないよ、ということです。
前述でも触れたように、いかに正しい記事を拾うかが大事になってきます。
今回はノートのまとめ方、継続的な勉強を習慣付ける方法を紹介しました。
F1とは関係なくとも、何かを始めよう、勉強してみようという方にも是非参考にしてもらえたら嬉しいと思います。
またレースが週無いには番外編として記事を出すかも知れませんが、その際にも記事を読んで頂けると嬉しいです。
今回も記事を読んで頂きありがとうございました。
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