2024-01

メカニズム(空力学・自動車構造)

ウェットサンプとドライサンプ オイル循環方式の違いによるメリットデメリット

過去の投稿でBMWの市販車の設計コンセプトについて触れていきましたが、その際にエンジンのような重量物をなるべく車体の中心に配置する”マスの集中化” によってハンドリング性能を向上させているとお話ししました。 BMWが取っているコンセプトのよ...
市販車分析

市販車分析 BMWM4/M3(F82/F80)市街地と高速走行どちらも楽しい二刀流 

BMW M4F82(M3F80)を分析。市街地走行ではハンドリングの良さ、高速走行ではエンジン性能とサウンドを楽しめる二刀流 M4が抱える致命的な欠点とは何か!?維持費や詳細情報をオーナー目線とノートを使って徹底解明。
市販車分析

市販車分析(メーカー別) BMW編-無頓着な空力設計と絶妙な重量バランスで駆け抜ける歓びを実現

BMWという車はどんな車なのか?基本情報や歴史はもちろん、車に対するコンセプトや技術を徹底的に分析 駆け抜ける歓びを実現している要素は、無頓着な空力!?考えつくされた重量バランスだった!? 構造を写真や画像からひも解く
マシン分析

フォーミュラEはどのくらいの性能なのか?F1と比較してみた

2024年3月30日に東京ビッグサイトでの開催が決定したフォーミュラE フォーミュラEとはどういうジャンルなのか?どんなルール?どのくらいの性能なのか? F1マシンや市販の電気自動車と比較しながら解説していきます。
マシンアップデート分析

新車発表(アップデート)はどこを見たら良いのか?マシンを部分的に解説

2024年シーズンのF1マシンの新車発表の時間が近づいてきてまいりました。 何処を見ていいのか分からないという方の為に私なりに注目すべき点をまとめてみましたので、是非参考にしていただければ幸いです。
メカニズム(空力学・自動車構造)

市販車から見る空力学東京オートサロンで見てきた市販車を元に解説していきます。

突然ですが、”モータースポーツは走る実験室”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 自分もその通りだと思い、サーキットでの全開走行を通して安心して市販車を使えるという信頼性、空力効率であったりと 全開走行を通して磨かれる技術や生まれる技術があると思います。 今回はモータースポーツ由来の空力学を見ていきましょう。
マシン分析

オートサロンで見たレッドブルのマシンを観察してきました。

初めてのオートサロン。お目当てはホンダブースに展示されるレッドブルRB19。漸くの対面もつかの間、じっくりとみているとマシンの随所に違和感が。今回は初めて間近で見るF1マシンの感動と違和感について説明させて頂きました。
マシン分析

2026年新規定マシンの展望と現行型マシンとの比較

2024年の新車発表が1ヶ月を切る中で つい最近2026年(新規定)のマシンの予想図が公開されました。 新規定のマシンで以前から話題になっていることといえば エンジンです。 現在のレギュレーション下では、2022年を最後にエンジン開発は凍結...
メカニズム(空力学・自動車構造)

インウォッシュ(内向き渦流れ)とアウトウォッシュ(外向き渦流れ)

これまでに触れてきた空気の流れは ベルヌーイの定理 ベンチュリ効果 といったF1の空力を語るにおいて初歩的なお話をしてきました。 F1マシンの周りを流れる空気はとても複雑です。 直線的な空気の働きを利用した機構はもちろんのこと、渦流れを使っ...
メカニズム(空力学・自動車構造)

F1空力学基礎。温度や標高による空気密度の違いがマシンに与える影響とは?

空気の働き方が変わる条件は空気の速度だけではありません。 温度や湿度、標高の高さによって空気の働き方や量に違いが生じてきます。 標高が高い時は、酸素濃度が薄いので空気の密度は低い 平地の場合は、標高が高い場所に比べると空気の密度は高いですが、ある条件によって密度は大きく違ってきます。